職場で堂々といちゃいちゃする支配人とお局さん
知人の職場にいるお局さんと支配人は、誰から見ても一線を越えた仲。いつでもイチャイチャしている2人。2人で客室へ消えて行くところや、支配人の膝の上にお局さんが座っているところを目撃した人もいたそうです。問題なのは、支配人が既婚者であること。しかし、2人に何か言える人もおらず、見て見ぬふりをしながら「いずれ報いを受けるのではないか」という本音を隠す日々を過ごしていたそうです。
2人が仲良くしている分にはよかったのですが、大変だったのは喧嘩をしている日です。喧嘩の理由はわかりませんが、職場が不穏な空気に包まれます。いつもは2人でコソコソしているのですが、喧嘩をしている日は一切口を利きません。手持無沙汰になるのか、寂しいのか、お局さんがいつも以上に話しかけてくるのを迷惑に感じていたそうです。周りの人たちは気付かないフリをして対応するものの、ストレスを感じていました。このように、2人の喧嘩で職場全体の空気が悪くなってしまうことが何回もあったそうです。
「今日でやめます!」痴話喧嘩で仕事をボイコット
ある日、知人は職場の仲間と地元の大きな花火大会に行く約束をしていました。しかし、一緒に行く予定だったその日、夜勤明けの人となかなか連絡が取れません。やっと連絡が取れたのが、約束の数時間前。連絡が取れなかった理由はなんと、支配人と喧嘩したお局さんが「私、今日で辞めるから。今までありがとう」と言って帰ってしまったというのです。
「これから職場はどうなるのか」と心配した知人は、翌日少し早めに出勤します。しかし、知人が出勤すると、何もなかったかのように「おはよう!」と笑顔のお局さん。「辞めたのでは?」と言葉をぐっと飲み込んだそうです。
事態は落ち着いたかと思いきや、その1週間後、また「辞める!」と言って帰るお局さん。数カ月間にわたり、これが繰り返されます。「辞める」と言われるたびに知人は「困ります」と社交辞令で引き留めるのがルーティンに。お局さんもそうしてほしいのが見え見えで、知人も「いいかげんに早く辞めてほしい」が本音だったそうです。
「辞める詐欺」からとうとう本当に退職!
騒動が落ち着いてきたある日、お局さんに相談があるからと珍しく飲みに誘われた知人。案の定、相談は退職するという内容でした。しかし、相談という割には、支配人との関係や今回の喧嘩の理由は話そうとしません。ほとんどが「支配人が仕事を押し付けてくるから、私が実質支配人なの」「私がいなくなったら支配人は困る」という自慢話ばかり。さすがに疲れた知人はお酒の力も借りて「そうなんですね。決めたことなら仕方ないです」ときっぱり。引き留めるのをやめたそうです。
そして、とうとうお局さんは本当に退職しました。詳しい理由は、結局わからずじまい。引き継ぎはまったくなかったようで、残された知人を始めとする職場はかなり苦労したそう。知人はお局さんの業務をすべて引き継ぐことになったため、しばらく忙しい日々が続きました。しかし、お局さんの機嫌に振り回されずに済むと、スッキリとした顔つきで、毎日充実していると話していました。
後日知人が同僚から聞いた話ですが、知人が引き留めてくれなかったと、お局さんが職場で言いふらしていたとのこと。しかし、他のスタッフも知人と同じ気持ちだったので「自業自得だね。よく耐えたね」と知人をねぎらってくれたそうです。
まとめ
お局さんがやめた後の支配人は、知人を味方につけようと、話しかけてきたりやさしくしてきたりと必死だったそうです。しかし、支配人とお局さんとの関係や、みんなが巻き込まれて迷惑したお局さんの「辞める事件」はなかったことにはならず、支配人は職場内で浮いた存在に。結局、自分の友人を無料で宿泊させていたことが上司にバレて、自主退職に追いやられました。2人がいなくなった知人の職場は、平和になったそうです。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
著者:村上 もも/30代・ライター。2019年生まれの繊細ガール(HSC)と2021年生まれの単純ボーイ、2024年生まれのニコニコボーイの3人育児に奮闘中のママ。アクティブに遊ぶのも好きだけど、ひとりの時間は必須! 実父母と敷地内同居中。
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※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年4月)
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