満員電車に乗ったら…
出勤前に生理がきたある日のことです。少しふらつく感じがありましたが、私は「朝ごはんをしっかり食べたから大丈夫!」だと信じ、いつものように満員電車に乗りました。
しかし、車内の暑さと人の匂いで気分が悪くなってしまい、顔から血の気が引いていくのを感じ……。満員のため座り込むことも出来ず「これはヤバい」と焦っていると、そっと私の腕に誰かの手が当たりました。
終始スマートな男性
見ると、私の斜め前の席に座っていたサラリーマンの男性が、私の状態に気づいて席を譲ってくれたのです。
男性はその後の対応もとてもスマートで、乗客に声をかけながら道を空けてくれ、すべてが素敵でした。そのときは小さい声でしかお礼が言えませんでしたが、改めてお礼したいほど感謝しています。
通勤電車はいつもピリピリした空気で、心が苦しくなることもありましたが、この男性のおかけで心が温かくなりました。私も困っている人がいたらすぐに気づき、声をかけることの出来る人間になりたいです。
著者:櫻井亜美子/30代女性・結婚2年目の主婦。趣味はお散歩とピラティス。食べることや料理も好き。
作画:まっふ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年3月)
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