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「親にバレた!」ハガキの返信で友だちが激怒!絶縁状態になったアラフォーの思わぬトラブルとは

これは、20年来の友人A子との関係性に大きな溝が生まれた出来事です。学生時代だけでなく社会人になってからも、いい友人関係だったのですが……ある私の行動をきっかけに、思いも寄らぬ結末を迎えることに。アラフォー女性間に起きた、トラブルの一部始終をお伝えします。

 

大学で仲良くなったA子の印象と関係性

私とA子が知り合ったのは、大学生のころ。同じ学部で出席番号が近く、よく話すうちに自然と仲良くなりました。A子の第一印象は「ふわふわした女の子」。穏やかな人柄ながら少し不思議なところがチャームポイントで、異性からも人気がありました。ただ、恋愛にさほど興味がなく、A子から恋バナを聞いたことはほとんどありません。

 

しかし、社会人になり、友だちが続々と結婚すると、A子も「私も彼氏が欲しいな~」とぼやくように。私とA子は大学のころのように頻繁に会うことはなくなりましたが、月に1回程度ランチをしては「彼氏できた?」「今いい感じの人がいて…」と近況を報告し合うのが恒例となりました。

 

A子の話を聞くと、どうやら誰かしらと恋愛に発展しそうなものの、いつも付き合うまで至らない様子。A子は彼氏がいない時間が長かったため、理想ばかり膨らんで、なかなかお眼鏡にかなう人が現れなかったようです。

 

そんな私たちの関係に変化が訪れたきっかけは、私の結婚。30歳で結婚し、A子の住んでいるエリアから離れた場所に引っ越ししたため、次第に疎遠になりました。それでも時折メッセージで連絡を取り合ったり、年賀状や暑中見舞いをやりとりしたりの関係が続いていました。ただ、その後もA子から彼氏ができた話や結婚の報告はありませんでした……。

 

A子に彼氏が!うれしくて思わず返信すると…

時がたち、私たちがアラフォーに差し掛かったころ。A子から久しぶりに届いた暑中見舞いに「彼氏できました!」の報告が。私は「ついにA子に彼氏ができたんだ!」「A子は理想が高かったから、きっとすてきな人なんだろうな」と喜びつつ、A子の彼氏についてイメージを膨らませます。私の知る限り、大学在学中の20代手前からアラフォーまでの約20年間、A子にはずっと彼氏がいませんでした。となると、かなりの一大事!

 

私はハガキを用意し、A子に残暑見舞いで返信することに。彼氏について深掘りしたい気持ちを抑え、ひとまず「彼氏ができたんだね!おめでとう!今度話を聞かせてね」と簡単に文章をしたため、A子の家に送りました。

 

このとき、私は気持ちが盛り上がっており、A子が実家で暮らしていることがすっかり頭から抜け落ちていました。そのせいで、思いも寄らぬ事態に……。

 

 

いきなり絶縁!A子を怒らせた理由は

ハガキを送ってから3~4日後。私のスマホにA子からのメッセージが届きました。「彼氏との近況を教えてくれるのかな」とのんきにメッセージを開けてみると……私の予想とは裏腹に、A子はかなり怒っている様子。

 

「あなたからのハガキを親が見て、彼氏がいることがバレた!」「親には秘密にしておいたのに!」「どうしてあんな返事を書いたの?」といった文章が目に入ってきます。どうやら、私が送ったハガキが原因で、A子に彼氏がいることを家族に知られてしまったことに怒り心頭のようです。

 

私はすぐさま「余計なことを書いてしまってごめん」と謝罪のメッセージを送りましたが、一向にA子が見た形跡がなく、返事も来ません。何日たっても状況は変わらず、そのままA子とは絶縁状態となりました。

 

まさかA子という個人宛に送ったハガキを、同居の家族が読む発想にまで至っていなかった私。そして、あの穏やかでふんわりした雰囲気をまとうA子が、一方的に怒りのメッセージを送ってそのまま関係を絶つとは……想像すらつきませんでした。個人的な考えではありますが、もうアラフォーと呼ばれる年齢で、彼氏の存在を親に知られたくないという考え方には少し驚きました。

 

たしかに、ハガキは宛名の人以外に見られやすいのも事実です。私はうれしい気持ちと「おめでとう」を届けたい一心でしたが、結果的にA子に嫌な思いをさせてしまいました。A子が実家に暮らしていることを踏まえ、彼氏のことは封書やスマホのメッセージで触れればよかったと反省しています。

 

まとめ

まさかアラフォーになって、長年の友人と縁を切ることになるとは夢にも思いませんでした。一方的に関係を絶たれてしまい、A子が例の彼氏とその後どうなったのかわかりません。共通の友人がほとんどおらず、今も連絡をブロックされている状態が続いているため、A子の近況はこの先もわからずじまいでしょう。

 

今回の件は私に非があるものの、A子の行動や考えには、正直ふに落ちない部分もあります。落ち着いて話し合えていれば、絶縁にまで至らなかったかもしれません。今でもモヤモヤしています。

 

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

 

著者:中村 仁花/30代・フリーランス。夫・2016年生まれの男の子・2020年生まれの女の子の4人家族。元気すぎる子どもたちに手を焼きながら、仕事と育児の両立に奮闘中。たまったストレスは、家族が寝静まった後のお酒と動画鑑賞で解消している。

イラスト/ほや助

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年4月)

 

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