毎朝、自分で起きてこない夫にイラッ
10時出社の会社に勤める夫は、毎朝9時半には家を出なくてはいけません。しかし、毎日9時を過ぎても起きてこない夫。私が声をかけ、無理やり起こして出かけさせる生活になりました。
仕事から帰宅すると、お風呂にゆっくり1〜2時間入って、携帯をいじりながらリビングで寝落ちする夫。「ベッドで寝ないと疲れ取れないよ」と、毎日のように注意していましたが、家事や育児には、とても協力的なのであまり強くは言えませんでした。
しかし、ある朝、慣れない育児に毎日ヘトヘトで、自分で起きてこない夫にどうしてもイライラして、「私はあなたの母親じゃない!」と不満を爆発させてしまった私。驚いて飛び起きた夫を送り出し、その日の夜、私は思っていることを伝え、夫婦で話し合う時間を作りました。
そして、帰宅した夫は、開口一番に「朝、怒ってたのなんで?」とまさかの発言。私は思わず「なんでわかんないの?」とブチギレそうでしたがケンカしたいわけではなかったので、グッと堪えて素直な気持ちを言葉にしました。
子どもが生まれるまでは、私が朝起きたときに一緒に夫も起こして、夜もそれぞれ自由に過ごしていた私たち。それが子どもが生まれて子育てが始まったことで、私の生活サイクルはガラリと変わったのです。子どものお世話で手いっぱいで、夫の生活に付き合う余裕がなく、夫婦2人だったころの生活を続けている姿についイラっとしてしまうと正直に伝えました。
すると、夫は「まったく気づかなかった。ごめん。甘えてた」と謝ってくれて、朝は自分で起きてくれるように。それから、夜の自由時間を短くして、家族の時間に充ててくれるようになり、私と子どもを気遣いながら、家族の時間を大切にしてくれるようになったのです。
遠慮せず、思っていることを正直に伝えることは、やはり大切なんだなと痛感した出来事でした。それからは、トゲのある言葉で怒りや不満をぶつけてしまうことのないよう、あまりため込まず夫婦で話し合うようにしています。
著者:南 かのん/20代・女性・パート。2児の母。元気な子どもたちのお世話に奮闘中。
イラスト:きりぷち
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年4月)
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