母乳育児をおこなうママにとって、おっぱいの張りや詰まりに関する悩みは多いのではないでしょうか? 私は1人目を出産したあと、母乳の出をよくするために、食べ物や飲み物に気遣っていました。それでも、授乳時間を待たずに胸が岩のようにカチカチになってしまったんです。
張りすぎていびつな形のおっぱい
私は母乳育児を希望していたので、母乳の出がよかったことを素直にうれしいと感じていました。また、わが子は最初からおっぱいを飲むのがじょうずで、母乳育児について不安なことはほとんどないという状態でした。
ところが、出産して日が経つに連れ、授乳と授乳の間に胸が張ることが多くなり、搾乳することもしばしばありました。ときに、朝起きるとおっぱいがカチカチになり、いびつな形になっていたこともあります。
母乳をあげるとのどが渇く
母乳をあげるとよくのどが渇くんです。そのため、授乳のあとには必ず飲み物をコップ2杯分、一気に飲み干していました。産前よりも水分を摂る量は格段に増えていました。
また、慣れない育児に時間を取られ、自分が食事をする時間を確保できなかったので、水分でおなかをふくらませていたことも水分量を増加させる原因になっていました。
おっぱいが張る原因はコレだった!
ある日、事情があり、実家に赤ちゃんを預けたときがありました。赤ちゃんのことや母乳、胸の張りのことが心配でしたが、予想に反していつもより胸は張りません。搾乳はしたものの、カチカチになるようなことはありませんでした。
その日を振り返ってみると、いつもと違ったのは「水分摂取量」でした。そこで母乳後の水分を控えるように心がけたところ、胸の張りが一気にやわらぎました。私のおっぱいの張りの原因は「水分」だったのです!
1人目で経験した母乳育児による胸の張りは、2人目のときにはまったくありませんでした。誰にでも当てはまることではありませんが、胸の張りで悩んでいるママは、一度は水分摂取量の確認をしてみてもいいと思います。
著者:小室 忍
子育て中のママ。自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆中。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。