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義父母から奴隷扱い「家事育児は嫁の役目!仕事もしろ!」最悪の同居生活→全部やりません!私の勝ち♪

結婚して3年の私たち。双子が生まれてもうすぐ1年が経ちます。平凡だけど楽しいわが家。幸せいっぱい! と、言いたいところですが、夫が単身赴任をしていて、夫とはもう1年近く会えていないのです。

私も仕事をしているため、ひとりで双子の育児をするのは難しく、両親もすでに他界しています。そのため、出産後からは祖父母の家に居候し、育児を手伝ってもらいながら生活していて……。

単身赴任になってからというもの、夫は出産のときに1度帰ってきたきり。そのことについて文句を言ってやりたいものですが、仕事と育児で私の1日はあっという間。夫に文句を言う暇もないほど、忙しい毎日です。

 

そんな毎日を過ごしているうちに、夫が単身赴任を終えて戻ってきました。夫が私たちと会うのは出産以来、約1年ぶり。家族4人で住むため、新居に引っ越した私たち一家。今まで私が子どもたちと祖父母の家にいたため、義父母は孫に会いに行きにくかったと言い、引っ越したとたん、毎日のようにわが家に来るようになりました。

 

念願の家族4人での生活でしたが、義父母が毎日のようにわが家に来るようになって、私の忙しくも充実した幸せな日々は崩れ去ったのです。

 

義父母は顔を出すたび、私へ嫌みのオンパレード。毎日懲りずに嫌みを言ってくる義父母にも、それをヘラヘラしながら見ている夫にも苛立ちます……。

 

「あなたを助けたい」義母の発言の真意

毎日のように嫌みを言われることにも慣れ、新生活も落ち着き始めたころ、義父母から同居を提案されました。

 

育児や家事をみんなで協力して行なえるのなら、私にもメリットがあります。義母は、家事の大半を担うと言ってくれました。「同居して、大変なあなたを助けてあげたいのよ」と言う、義母の頼もしい言葉に背中を押され、私は同居に同意。

 

私が家事に育児に目が回りそうなとき、夫はほぼ毎週末出張で、家にいるのは平日の夜のみ。家にいるとき、助けを求めても何ひとつ手伝ってもくれません。義母から同居を提案されたときの私は、自分の仕事と、家事・育児に疲れ果て、心身ともに限界ギリギリの状態でした。

 

そんなときの「あなたを助けたい」という義母からの甘い言葉。私は、すっかり義母の口車に乗ってしまったのです。結果、同居してすぐ、選択を誤ったことに気づきました。

 

結局、義母から家事をすべて押しつけられ、ひとり大忙しの私。助けてくれると言った言葉は、一体どこへ……?

 

義母に尋ねると、「そんなことを言った覚えはない」と言われてしまいました。そして、「家事育児は嫁の役目!」「仕事もちゃんとしろ!」「家族のために自己犠牲を払ってこそ嫁だ!」「嫁に来たんだから夫の両親に尽くすのは当たり前!」などと、暴言を連発。

 

それまで散々、嫌みを言われていたのに、義母の言葉を信じた私も悪いですが、こんな生活はいつまでも続けられません。私は、祖父母に相談しました。すると「そんな理不尽な仕打ちに耐える必要はない! また一緒に暮らそう」と言ってくれた祖父母。

 

祖父母にやさしい言葉をかけられ、私は離婚を決意しました。しかし、このまま逃げるように別れるのは納得がいきません。私は何も悪いことをしていないので、しっかり準備をして、当然の権利を主張しようと決めたのです。

 

この先、子どもたちにお金の面で苦労させないような形で離婚しなければと考えた私は、専門機関に夫の調査を依頼しました。

 

私の反撃ターン!準備を整え迎えた決戦の日

依頼から1カ月後、調査結果を受け取った私はニンマリ。想像していた通り、夫の悪事の証拠を得られました。決戦は、次の週末に……。

 

そして迎えた決戦の日の朝、私はゆっくり起床。夫と義父母は、私を見るなり「遅い! 何時まで寝てるんだ! さっさと朝食の準備をしろ!」と文句を言い、他にもあれこれ家事を言いつけ始めました。

 

そんな3人からの要求を、私はすべて無視。完全にだんまりを決め込みました。すると、業を煮やした3人は「嫁なんだから従え!」「テキパキ働け!」「調子に乗るな!」と騒ぎ出したのです。それでも私は涼しい顔のまま。そして、ひと言。「全部やりませんけど?」私が反論したことが意外だったのか、きょとんとする3人。一通りの暴言を吐き終えたようなので、今度は私の番。

 

私は、専門機関に依頼していた調査結果を提示。夫が単身赴任してから、ほとんど帰ってこなかった理由を暴露しました。

 

実は、夫は上司の妻と不倫していたのです。しかも、仕事と双子のお世話で忙しい私が会いに来ることはないと踏んで、半同棲生活をしていました。ご近所さんには、不倫相手を妻だと紹介までしていたそう。

 

それどころか、単身赴任を終えてからも週末たびに逢瀬を重ねていたのです。毎週のように休日に出張に行くので、おかしいと思っていました。

 

不倫を暴かれ青ざめる夫に、私は離婚を宣言。急な離婚の二文字に、義父母はあ然としていました。

 

嫌みな義父母と不倫夫の末路

「嘘でしょ!? 今の話は本当なの!?」

義父母が慌てて、夫に説明を求めていると、私の祖父母が応援に駆けつけてくれました。義父母に向かって「話はお済みかな? 後は弁護士を通してくださいね」と祖父母は言い残し、私と子どもたちの手を引いてくれたのです。

 

その後は、弁護士を介して話し合い、無事に離婚が成立。私は、夫と不倫相手から慰謝料と、子どもたちの養育費を受け取れることになりました。不倫が会社にもバレてしまった夫は、噂が広がって居づらくなり退職。仕事とお金を失い、今は義父母と3人で小さなアパートに身を寄せ合い、朝から晩まで働き詰めのようです。

 

一方私は、祖父母の家に戻り、以前のような生活を始めました。お金の心配もないので、心身ともに余裕のある生活ができています。祖父母の手を借りながら、子どもたちのために、仕事も育児もがんばります!

 

◇ ◇ ◇

 

家庭は、誰かひとりが犠牲になる場所ではありません。互いに尊重し合い、支え合うことが本来の姿。理不尽な扱いには、声を上げ、助けを求める勇気が人生を前に進める力になるのかもしれませんね。潰れてしまう前に、祖父母に相談できてよかったです。つらい状況に「我慢」するのではなく、子どもたちのために「行動」したことはすばらしい決断でしたね。自ら切り拓いた未来には、きっとたくさんの幸せが待っていることでしょう。祖父母と子どもたちとの幸せな毎日を願っています。

 

 

※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

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    ライターベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

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