妻の信頼を失い窮地に立たされた夫は…
私は夫に、「私と離婚して、この人と結婚したいの?」と聞きました。
「俺は離婚とか考えてなくて……」
りょうさんは、かほさんと離婚する意思はないことを表明します。
その言葉に絶望しためいさんは、「私、たくさんの時間を無駄にしました」と、勉強の時間を奪われたことをかほさんに訴えます。
そして、慰謝料をもらいたいくらいのことをされたと言い、りょうさんにはひとまず学校をやめてほしいと主張しました。
「もちろんやめさせます」
黙り込むりょうさんに代わって、かほさんが約束します。
「地獄に落ちろ」
めいさんは、かほさんに頭を下げたあと、帰り際にりょうさんに向かって痛烈な捨て台詞を吐いたのでした。
りょうさんはようやく本心を明かし、「離婚は考えていない」と口にしました。しかし、離婚するつもりがないにも関わらず、かほさんとの大切な時間を裏切ってまでめいさんに期待を持たせていたことは、あまりにも無責任です。
かほさんは夫婦として過ごすはずだった時間を失い、めいさんは本来勉強に集中すべき時間を奪われました。失われた時間は、取り戻すことができません。軽い気持ちでした行動が、誰かの人生を狂わせるかもしれないということについて、りょうさんは今一度よく考えるべきです。反省や誠意を、これからの行動で示してくれることを願います。
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