ひさえさんが良いお嫁さんだと信じていたリョウさんの母親は、病気の息子に離婚を切り出してきたことに怒り心頭。
「俺、頑張ってたでしょ…?」自分優位に話を作り上げる夫
リョウさんは、本当は家事も育児もひさえさんに任せきりなうえ、飲み会三昧だったにもかかわらず、ひさえさんが寝込んだときに唯一作ったうどんの話をして母親の情に訴えます。
息子が病気でも頑張っていたと信じる母親は、今からひさえさんの元へ向かって話をすると言い出したのでした。
リョウさんの涙は演技ですが、そのことを知らない母親にしてみれば、自分の子どもの話を信じて聞いてしまうのは、親なら当然の心情でしょう。ましてや、病気を抱え、涙を浮かべながら語られれば、なおさら疑う余地などなく、信じてしまうのも無理はありません。
リョウさんは、母親を味方につけて満足げにしていますが、嘘や偽りで塗り固めた話には、いずれ必ずほころびが生じるものです。そして、その嘘が明らかになったときには、妻との関係だけでなく、母親との信頼関係すら壊れてしまう可能性があります。
自分を信じ、支えてくれている大切な人たちとの絆を、自らの手で壊してしまっていることに、リョウさんは早く気づくべきでしたね。
今、リョウさんの頭の中は、目の前の養育費の問題でいっぱいかもしれません。しかし、この事態を招いた根本的な原因は、自らの言動にあったことを、今一度冷静に振り返ってほしいですね。
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