仮病がバレ離婚を突きつけらた夫→「俺が病気だから仕方ない…」嘘泣きで実母を操り、夫の復讐開始!? #うちの夫は病人サマ 32
「うちの夫は病人サマ」第32話。適応障害になり休職中の夫・リョウさんと、その妻・ひさえさんのお話です。リョウさんは病気を盾に、仕事・家事・育児を一切せずに毎晩のように飲み歩きます。ひさえさんは幼い子どものお世話と家事に加え、病気の夫の対応に振り回される日々を送っていました。
ある日、詰め寄るひさえさんを過呼吸を演じてあざむいたリョウさん。ですが、ひさえさんは会社の先輩・ナオさん夫婦の協力で演技を見抜けるようになり、夫を成敗すると奮起します。
その後も何度か演技と疑わしき行動をとる夫……ついにひさえさんは子連れで飲み会の席へ乗り込みますが、帰宅後、ひさえさんが熱でダウンしたのです。それを献身的に看病し、娘・ユウカちゃんのお世話も完璧にこなすリョウさん。
そんな中、ナオさんとの子連れ外出中にリョウさんが同僚から罵倒されたことが判明! 夫は涙ながらに適応障害の原因は同僚だと吐露します。しかし、同僚からの罵倒以外はすべて演技でした。そこで、家族をないがしろにするSNSの投稿内容を証拠に、ひさえさんは離婚届を突きつけます。離婚で自分が不利になるとわかったリョウさん。離婚届を破り捨てると……。
※適応障害=生活環境の変化によるストレスが個人の順応力を超えたときに生じる情緒面および行動面の不調
ひさえさんの目を盗み、リョウさんは実家へ逃走。親を味方につけようと企みます。
息子の涙と話を信じ込んだ母親













実家の呼び鈴を押す前に、得意の目薬で偽の涙を仕込むリョウさん。
久しぶりに実家を訪ねてきた息子が泣いているため、リョウさんの母親は仰天!
職場のパワハラや病気の話、そして離婚を切り出されたことを聞き、病気の息子と離婚しようとするひさえさんへ怒りをあらわにします。
ひさえさんたちを泣きマネであざむいたことで深刻な状況になっているにもかかわらず、母親に対しても再び演技で取り繕おうとしているリョウさん。目薬を使って涙を演出し、ひさえさんを悪者のように話すその姿勢には、意図的な印象操作すら感じられます。
リョウさんは、おそらく義母が相手であればひさえさんは強く言い返せないと踏んで、反撃を狙っているのでしょう。しかし、立場や感情の弱さにつけこんでその場を丸く収めても、根本的な問題の解決には至らず、むしろひさえさんとの関係をさらに傷つけてしまいますよね。
リョウさんには、演技や策略で母親を盾にするのではなく、ひさえさんと誠実に向き合い、これまでの自分の振る舞いを言い訳せずに受け止めてほしいものです。
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