新生活をスタートすると…
夫が「母さんたちをいつ招待しようか?」と言ったのです。そんな約束してたかな?と思っていると、「新居を構えたら家族を招待してもてなすのが当たり前だろ?」と夫が続けて言いました。
賃貸のアパートなのに、そこまでする必要があるのかと一瞬驚きましたが、訪問を了承しました。言われてみれば、2人で始めた新生活の場を報告することは、マナーでもあるようにも思ったからです。しかし、私はこの決断を後悔することになったのです。
そして迎えた訪問当日
当日、夫が義両親を迎えに行くことになっていたので、私はその間に部屋の掃除をして待機していました。玄関ドアの開く音が聞こえたので出迎えに行くと、そこにはなんと義両親だけでなく、義弟の姿も!
まさか一家総出で賃貸のアパートにやってくるとは思わず、驚いてしまった私……。さらに驚いたことに、部屋にあがった義父は、いきなりじろじろと部屋を見て回り始めたのです。
勝手に寝室に入ろうとする義父
リビングで雑談などをしながらお茶をするイメージでいたため、私はリビング以外に入ることはないだろうと思っていました。しかし、義父は他の部屋にも勝手に入り、さらには寝室にまで入ろうとしたのです。
「お義父さん、そこは寝室です。寝室はまだ片付いていないので……」と制止するも、「気にしなくてもいいのに」となかなか引き下がってくれない義父。最終的になんとか寝室侵入を阻止しましたが、誰も義父の行動を止めないことに、内心強い違和感を覚えました。夫も、義父の行動を見ているにもかかわらず、終始、義母や義弟と談笑していたのです。
たしかに、夫と2人で暮らし始めた新居を見てもらうことは、礼儀として大事なことかもしれません。しかし、断りなく勝手に部屋に入る義父の行為を見て、もう少し気遣いがあってもいいのではないかと感じてしまったのも正直なところです。義実家と私の感覚の違いを痛感した出来事でした。
家族と距離が近いのはよいことですが、私は親しきなかにも礼儀を持って接したいと思っています。この出来事をきっかけに、義両親にもう少し配慮してほしいと感じたときは、その都度夫に相談することにしました。夫は「気にすることないのに」と思っているようですが、これからも話し合いを続けて、お互いの感覚の違いを少しずつ埋めていけたらと思っています。
著者:佐藤梅/30代女性/2017年生まれの男の子のママ。子育てに関する資格の勉強をしながら、在宅ワーカーとして働いている。趣味は、息子とピクニックに行くこと。
イラスト:はたこ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年5月)
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そこは引っ越し祝を来る側が持ってくるべきでは?
あと「気にするな」はやる方が言うことじゃねぇ、となんでわかんないかなー?