あの有名商品の意外な使い方!のりの風味が生きる和風チャーハン
桃屋の公式レシピ「黒チャーハン」は「江戸むらさき ごはんですよ!」を調味料のように使います。
そのまま食べられるのに、チャーハンにするなんて発想はありませんでした……。
「江戸むらさき ごはんですよ!」といえば、子どもから大人まで愛されている、ごはんのお供の代表格。
主に伊勢湾周辺で収穫した国産の青さのりを丁寧に処理して、青さのりの葉の形状や風味を生かして作られています。あの味は、鰹と帆立のエキスを合わせたことで生まれているそう。
昔から何気なく食べていましたが、長く愛されるだけあってノウハウが詰まっています。
のりのことを知り尽くしたメーカーの商品なので、チャーハンにしてものり本来のよさを楽しめます。
桃屋公式「黒チャーハン」のレシピ
材料(2人分)
・温かいごはん…400g
・チャーシュー…100g
・卵…1個
・長ねぎ…1/3本
・のりの佃煮(桃屋「ごはんですよ!」)…大さじ3
・サラダ油…大さじ2
作り方①材料の下準備をする
長ねぎは粗みじん切りにし、チャーシューは1cm角にカットしてください。卵は溶きほぐしておきます。
ごはんは規定量をすぐに入れられるように準備しておきましょう。卵の次にフライパンに入れますが、卵は一瞬で火が通るので焦らなくて済みます。
作り方②材料を炒める
フライパンにサラダ油を入れて中火で熱し、溶き卵を入れてください。さっと炒めて半熟状になったところに、ごはんを加えて炒めます。
その後、チャーシューとのりの佃煮を加えて炒めます。
最初はのりの佃煮の水分でペタッとするので、シリコンスプーンやヘラで薄く広げて折りたたむようにするときれいに混ざります。
均一に混ざったら長ねぎを加えて炒め合わせ、水分が飛んでパラッとしてきたら完成です!
彩りに小ねぎ(分量外)を散らすとより魅力的に。
繊細な仕上がりはまるでプロ!手が止まらないチャーハン
濃すぎるかと思いきや、やさしい味わい。甘味と塩気のバランスが絶妙で万人ウケしそうです。
のりとチャーシューを組み合わせることで、繊細なのに強い旨みが舌に残ります。
のりの佃煮を白いごはんにのせるよりも、醤油の焼けた香ばしさや長ねぎの風味があってリッチな感じがします。後入れの長ネギはシャキシャキで、食感もアクセントに。
スキルがなくてもおいしくパラッと仕上がって、お店で食べているよう。
「ごはんですよ!」だと言われないとわからないので、よくのりの佃煮を食べている人でも新鮮な気持ちで食べられるはず。
冷めてきても変わらずおいしかったので、お弁当にもよいかもしれません。
穏やかな味わいだからこそアレンジで七変化
物足りなければ“追い”「ごはんですよ!」だってできちゃいます。チャーハンにすると旨みと甘さが際立つのに比べて、直接食べると醤油の味が強くてパンチがアップ!
他には、食べるラー油や紅生姜もオリジナルで加えたところガラッと味変になりました。
「あれも合いそう~」と色々試したくなるシンプルさがまた魅力。1人前食べても飽きないのですが、アレンジが無限大なのが楽しくて、何度でも食べたくなる魔性の味でした。
のりの佃煮の魅力を再発見せずにはいられない
作ってみて簡単さとその仕上がりにびっくりしました。あと何回か作れる量が残っているので、また時間がないときにはチャーハンにしたいと思います。
チャーシューの代わりにハムを使うなど、お好みの具材で作っても◎。
ぜひ忙しい日に備えて小瓶をストックして、試してみてくださいね。