生理痛で会社を休む私
20代前半のころの私は生理が重く、痛みとめまいから、ひどい日にはベッドから起き上がれないことも。社会人になって1〜2年目のころは、毎月数日間、仕事を休んでいました。
直属の上司には生理痛がひどいことを伝え、渋々受け入れてもらっていましたが、私自身、「同僚たちに迷惑をかけてしまっている」と申し訳なさと不安を抱えていました。
「毎回休むほどって…」
そんなある日、職場で同じチームの女性が「そんな毎回休むほどって……」「正直、痛みに弱過ぎるんじゃない?」と、私について話しているのを聞いてしまったのです。
生理の症状は人それぞれであり、同じ女性だからといって、生理痛について理解してもらえるわけではないと実感した出来事でした。
同僚女性の発言を聞いたときはショックでしたが、きちんと病院を受診し、自分なりに解決しようと考えるきっかけになりました。なお現在は転職し、休みの取りやすい会社で働いています。
※生理期間中、特に重い痛みや強いめまいなどの不快な症状を伴うものを「月経困難症」といいます。動けないほどの強い痛みが続く、日常生活に支障を及ぼすほどの症状がある場合は、婦人科を受診し相談しましょう。
著者:宮田しほり/30代女性・2019年、2022年生まれの男の子2人を育てるママ。おでかけ情報や女性向けの情報を扱うライターとして活動。自身の経験をもとに、女性の人生が楽しくなるような記事の執筆を心がけている。
作画:ちゃこ
監修:助産師 関根直子
筑波大学卒業後、助産師・看護師・保健師免許取得。総合病院、不妊専門病院にて妊娠〜分娩、産後、新生児看護まで産婦人科領域に広く携わる。チャイルドボディセラピスト(ベビーマッサージ)資格あり。現在は産科医院、母子専門訪問看護ステーションにて、入院中だけでなく産後ケアや育児支援に従事。自身も姉妹の母として子育てに奮闘中。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年3月)
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