震える手で電話をかける夫
私は、夫が浮気相手に「遊びだった」とはっきり言い渡せるのか、黙って見届けます。
そして、私の目のまで浮気相手に電話をかけた夫は……。
『本当はこんな電話したくない……』
そう思いながら、めいさんに電話をかけるりょうさん。
心の中で『俺のせいで離婚なんてことになったら……』と、子どもが生まれることを知っている会社の人や、初孫を楽しみにしている両親になんて思われるかを心配している様子です。
そして、電話に出ためいさんに、「子どもが生まれるまで遊びたかっただけで……俺が一番大事なのは嫁だから」と宣言。
めいさんは、りょうさんの言葉を聞いて、かほさんに言わされていると見透かし、「嘘よ。りょうが大事なのは自分のことだけでしょ」と言い返し、電話を切ったのでした。
かほさんに言われた通り、めいさんに電話をかけるりょうさんの姿は、一見、反省して誠意を見せているようにも映ります。しかし、その場しのぎの言葉は、周囲にも伝わるもの。案の定、りょうさんは電話口の声だけで、めいさんに本心を見抜かれてしまいました。
きれいな言葉でとり繕えても、感情がこもっていなければ信用できません。自分の責任を問われる場面では、言い訳や他人の言葉を借りるのではなく、自分の言葉と態度で示すことが大切ですね。
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