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義姉「命より大事なこと♪患者は放っとけ!」結納中、医師の私に緊急コール→婚約者の母がニヤッ♡まさかの結末!

私は医師として総合病院に勤務しています。夫は医療メーカーに勤めていて、仕事を通じて出会い昨年結婚しました。

私の職業柄、夜勤や急な呼び出しも多く一緒に過ごせる時間は長くはありません。それでも私の仕事を理解して応援してくれる夫には感謝でいっぱいです! そんな夫に不満なんて感じてはいけないとわかっているのですが、私にはどうしても許せない人たちがいるのです。
それは義家族! 特に義姉・ミサキさんの性格の悪さには頭を抱えていました。

 

突然の結婚宣言をする義姉

義家族に呼び出されて行ってみると、開口一番「結婚しま〜す♪ 」と義姉から発表がありました。浮かれモード全開の義姉は「婚約者は大企業勤めで豪邸に住むお金持ちなの〜」と、玉の輿アピールをされうんざり。

 

実は義姉は、家事も料理もできず仕事もせず義実家でダラダラと生活をしているのです。しかも、婚活のために一度だけ参加したボランティア活動を武勇伝のように語る始末。義姉は「私が仕事をしないのはボランティア活動のため! 定職に就かないのは、親を気遣って一緒に暮らしながら見守りたいからよ! 」と婚約者にも言っているようなのです。

 

そんな嘘だらけで結婚だなんて、私は不安しかありませんでした。そして当然のように「結納に出席してね! 義妹が医師だって紹介したいの!」と言うのです。私はあなたたちの自慢のアクセサリーじゃないんですけど! と思いながら苦笑いするしかありませんでした。

 

結納は出席した方がいい!?姉の提案とは

帰宅後、私の姉に愚痴を聞いてもらっていると「結納は行ったほうがいいよ」と、意外なことを言いました。

 

姉は「婚約者の前でお義姉さんがどう変わるのか、そしてお相手の家族も実際に見て知った方がいい。 もし本当にまともなご家庭なら、お義姉さんを見てしかるべき判断をできると思うから」と提案してきたのです。私は姉のひと言に、出席を決意したのでした。

 

そして迎えた結納当日。義姉の婚約者の方は、さわやかで物腰のやわらかい好青年。ご両親もきちんとした上品なご家庭で、第一印象はとても素敵な人たちでした。結納が始まると、義両親が「娘は昔からボランティアに夢中で!」と嘘のエピソードを並べ始めました。さらに義姉も「お金より心の豊かさを大切にしています!」と心にもない言葉でその場を沸かせるのです。

 

しかも義姉は「義妹が医師なんです! 何があっても安心してください!」と、私の肩書使って安心感をアピールしてきたのです。その場の空気は妙に温かくまとまりつつあったけど、私はただ一人、冷や汗が止まりませんでした。

 

非常識発言で結納が!?

そんな違和感とモヤモヤを抱えていたそのとき、私の勤める病院から緊急連絡がありました。事故で多数のケガ人が搬送されると言い、急遽病院へ向かうことになったのです。

 

私は席を立って「すみません、緊急対応で病院に戻ります」と伝えました。すると、義姉が「は? 途中で帰るなんてありえない! 今は私の結納中なのよ!? 人の命より大事に決まってるでしょ!」と信じられない言葉を放ったのです。 夫が「非常事態なんだ! 病院に行くに決まってるだろ!」と言っても義姉は怒り心頭。

 

すると、義姉の暴言を聞いてしまった婚約者と婚約の両親は顔面蒼白! そして「結納は中止にしましょう」と言うのです。続けて「婚約も白紙です」と告げたのです。なんと、婚約者の母が「私は看護師なんです。この状況を放ってはおけません!」とまさかの展開に。私は急いで病院へ向かい、患者を救うため夜通し対応しました。

 

婚約破棄後、義家族の逆ギレ!

仕事を終え帰宅すると、義家族が私たち家の前で待ち構えていました。そして「お前のせいで婚約が破談になった!責任取れ!」と逆ギレ! そこへ婚約者の母が現れ「婚約破棄は自業自得です」とビシッと断言してくれたのです。呆れた夫も「そもそも嘘のエピソードで婚活してたんでしょ? 遅かれ早かれバレてたでしょ」とキッパリ言い放つのでした。

 

私は元婚約者の方から、「あなたが来てくれたおかげで、冷静に判断できた」と感謝の言葉をもらいました。結果的に誰かの未来を守れた気がします。これからも私は、目の前の現実を見て、人の命と未来に向き合っていきます。

 

◇ ◇ ◇

 

どんなに上辺を取り繕っても、嘘はいつか崩れます。肩書や体裁に頼るのではなく、大切なのは「何を優先し、どう行動するか」。人としての本質は、言葉よりも行動に表れるのです。

 

※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

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    ライターベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

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