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「俺…余命3年なんだ」彼の告白に絶句。別れを告げられた私が後に知った、最低すぎる彼の本性

後輩からの紹介で、結婚を前提に付き合うことになった同い年の彼。私が遠慮してしまうほど尽くしてくれていましたが、本当の姿はやさしさや思いやりが一切ない、あまりにも最低最悪な人だったのです……。

結婚前提で付き合っていた彼

後輩から紹介してもらい交際することになった彼は、私が少し引いてしまうほど尽くしてくれる人でした。記念日には必ずプレゼントをくれて、外食に行ったときには必ず奢ってくれて、夜職で働いていた私を、出勤日には必ず送迎してくれる……と。彼自身、プライドが高く、できる男を演じていたところもあったと思います。

 

けれど、そんな彼は実は……かなりの寂しがりやで、“かまってちゃん“な性格。

 

こうした一面を持った彼であったためか、お互いに盲目的で共依存のような関係になっており、早くから結婚話が出ていました。

 

「実は…」と、病気であることを告げられる

彼と婚約となったころ。彼はよく体調を崩しており、心配で病院に向かわせることに。すると、彼曰く、「体調不良の原因はがんで、余命は3年」と診断されたと言うのです。

 

予想していなかった結果に私は号泣。しかし彼は「大丈夫! なんとかなる!」とどこか楽観的。あまりにも楽観的で、そんな彼の様子に違和感を抱きながらも、結婚の話が出ている以上、両親には黙っておけないと、私は彼の病気のことはもちろん、今後のことを両親に報告しました。すると、家族からは彼との結婚に大反対されてしまったのです。

 

そのこともあり、彼とは言い争いが増えました。彼からは「病人だし、幸せにできる自信がないから別れよう」「家族に反対されているなら結婚できないでしょ」と言われ、関係を終わらせようとすることが多くなりました。

 

拒絶されても彼のことが好きでしがみついていた私でしたが、最後はけんかで、関係は終わりました。

 

何が真実なのかがわからないウソだらけの彼

別れた直後、SNSを通じて、彼の知り合いと出会いました。なんとその知り合いから、「彼にはあなた以外にも女がたくさんいる」ということを聞かされたのです。加えて、彼が「がんで余命宣告をされている」という事実はないことも……。

 

初めは信じられませんでした。別れたとはいえ、一度は好きになった人。別れても心では信じていたかったのです。ですが、知り合いからは、私の気持ちが失われてしまうほどのたくさんの証拠を見せられて……。「私以外にも女性と関係を持っていたこと」「がんで余命宣告をされていたというのはウソであること」がわかり、私はようやく騙されていたことに気づきました。

 

彼が“かまってちゃん“なことはわかっていましたが、ウソをつくような人だとは思っていなかったため、ショックでした……。そして彼はそんなウソに「騙されるほうが悪い!」と思っていたようです。

 

病気だと平然とウソをつくことはもちろん、周りがウソに振り回されていても「騙されるほうが悪い!」と思っている彼にドン引きしてしまいました。記憶をなくしたいほど、今では当時の恋愛を後悔しています。大好きな人であっても相手の言葉を信じすぎず、少しは疑うことも大切だと思った経験でした。

 

 

 

著者:柳瀬蓮/30代女性・元キャバ嬢ライター。約10年、夜職に勤務しその経験を基に現在はコラムやエッセイ・シナリオライターとしてさまざまな記事や脚本を執筆している。
イラスト:マメ美

 

 

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