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妊婦健診で義母が「絶対女の子がいい!私みたいな、かわいい子!」空気が凍りつく中、先生が痛快な一言

私が長女を妊娠していたころのお話です。夫は2人兄弟の弟で、お兄さんには3人の子どもがいます。全員男の子なのですが、義母は日ごろから「女の子の孫がほしいな~」「男の子はもういらない」と言っていました。そんな義母は、私の妊娠がわかった日から「女の子よね!? 絶対女の子産んでちょうだいね!」としつこく性別の確認をしてくるのです……。

 

無神経発言を連発する義母…

最初は軽く聞き流すことができていましたが、あまりにしつこいため私のストレスは溜まる一方。性別を聞くのはやめてほしいと伝えても、聞く耳を持ってくれません。どうしようかと考えていたところ、数日後に妊婦健診があることを思い出します。エコーでかわいい赤ちゃんを見たら、性別にはこだわらないって言ってくれるかも! と思い義母を誘って行くことに。

 

その日も性別はわからなかったのですが、エコーの赤ちゃんを見て愛しさを感じる私。しかし義母はというと、エコーに見向きもせず「次は絶対女の子がいいんです! 先生ならもう性別わかるでしょ?」と興奮気味に聞く始末……。

 

一緒に来た意味がなかったな……と落胆していると「なんでそんなに女の子にこだわるんですか?」と先生が義母に聞きます。すると「だって女の子なら私みたいなかわいい子が生まれるでしょ~! 絶対ほしいわ! 私みたいなかわいい女の子! それにきれいなお洋服をたくさん着せてあげたいの!」と呆れた理由を言い放ったのです。その場の空気が凍りついたことは、言うまでもありません。

 

すると先生が冷静な口調で「お義母さん、あなたも経験したように出産は命がけなんです。元気に生まれてきてくれたら性別はどちらでもいいでしょう? それにあなたの子どもじゃないからね。息子さんご夫婦の子どもだから」と釘を刺してくれたのです。先生に直接注意された義母は、自分の発言がよくないことに気がついたのか、その日以降性別を聞いてくることはなくなりました。妊婦健診に同行してもらったことは、間違いじゃなかったなと気持ちがスッキリしました。

 

やがて長女を無事に出産すると、義母は「おめでとう!」と祝福してくれましたが、男の子だったら違った対応をされていたのかなと考えると、少しゾッとします。妊娠時期は他人のちょっとした発言でストレスがかかることがあると身をもって知った私は、その日以降自分の言動により気をつけて行動しています。
 

 

著者:松下芽生 /20代・ライター。2歳と6歳の女の子を育てるママ。子どもが寝たあとに、お菓子を食べながらゆっくりとネットショッピングをするのが至福の時間。

 

作画:Pappayappa

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年3月)

 

 

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