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「ちょっと歩いただけなのに疲れが抜けない」40代が直面した衝撃の体力低下の現実【体験談】

40代に入り、体のあちこちにさまざまな変化が出るように。そして、最近特に思うのは激しい運動ができなくなったということです。運動すると体調を崩す、疲れが引かず何週間も引きずることが多々あります。40代の体力低下は年齢から来るものなのか、体に何か変化があったのか? 最近の生活を振り返ってみてわかったことは……。

 

運動せずして早9年。昔の私はどこへやら

私には子どもが2人います。1人目の子どもが生まれる前、夫と結婚したばかりのころは友人も交えてよくフットサルやサッカー、そしてバスケットボールやバトミントンなどをし、とにかく毎週末、体を動かしていました。

 

おかげでそのころはとってもスリム! 人生で絶頂期とも言っていいほど肌ツヤもよく体も軽かったのです。それが子どもができ、子育てが始まってからは、まったく余裕がなく自分の楽しみなんてすべて後回しに。

 

「とにかく運動するぐらいなら寝ていたい」と思うようになり、私の体もみるみる間に怠け者な体つきに。40代になり、立派な3段腹と2重あごが目立つようになってきました。心のどこかでは「昔のように思いっきりスポーツを楽しみたいな」と思いつつも、子育てのために常に体力温存することが最優先な生活になっていました。

 

そのせいか、ちょっと重い腰を上げて久しぶりに運動をすると、その疲労が何週間も続くように。「あぁ、すっかり運動ができない体になってしまった」と思い、がくぜんとしました。

 

夫が見かねて私を外へ連れ出すように

子育ても大変な時期が過ぎましたが、それでも私の生活習慣は大きく変化することはありませんでした。次男が体の弱い子なのでフルタイムの仕事に就くことも諦め、今では在宅のお仕事をしています。ですが、週末も特にスポーツをするわけでもなく毎日体を動かさない日々。

 

さすがに私ののらりくらりした生活を見かねた夫が、私を何かにつけては外に連れ出そうとしました。買い物に行くのでも「歩いて行けば」とか、「子どもたちと公園まで歩いて行こうか」と誘ってきたり、一緒に市内の持久走大会に出場するようかなりしつこく私に説得しにきたり……。歩くのはまだしも、持久走大会は「体調が悪くなるから絶対に嫌!」と断りましたが、それでも前よりは意識して外へ歩くようになってはいたのです。

 

 

徐々に体を動かすようにはなったけれど…

最近では私たち家族は特に用事がなければ、毎週末子どもを連れて近く公園までみんなで歩いて行くことが増えました。時には回り道をして次男の好きな電車を見に行ってから公園に行ったり、公園の帰りのついでにスーパーに寄ってから帰ったり。距離にすれば3km以上は歩くことも増えてきました。

 

昔のようにバスケットボールやフットサル、サッカーをするとはいかないものの、バドミントンは再開。徐々に体を動かす機会が増えていきました。

 

しかし、そんな中ふと思うことがあった私。少し歩いたり、バドミントンをしたときは昔のような爽快感があるものの、その後に続く疲労感はなかなか抜けずにいました。体力が戻ってきているはずなのになぜだろう……? 

 

そして、ある日の出来事で完全に私の体は昔とは違うということを思い知らされたのです。

 

体力の低下を実感した出来事

ウォーキングやバドミントンなどで体を動かしているので、それなりに体力があると思っていたのですが、実はちょっとやそっとじゃ戻らないぐらいまで体力が低下していたことにある出来事で気付いたのです。

 

ある日娘が「ママ、二重跳びを教えて」というので「いいよ」と軽く跳んで見せようとするも体が重すぎてまずジャンプできなかったことに驚きました。いや、きっと本気で跳ぼうと思えば跳べたとは思うのですが、無意識の内に体が「無理するな!」と私の動きに制御をかけている感じだったのです。

 

そのときにふと思いました。そうか、長年運動しなさ過ぎて体力が低下し、縄跳びすら跳べない体になってしまっているんだと。

 

大変な子育てを何年も続けていたおかげで必要最小限の動きで生活していた私。本能的に体に負担がかからないような動きを繰り返すうちに、激しい運動ができなくなるほど体力が低下していたことは正直ショックでした。

 

まとめ

結局体が動かなくなったり疲れが抜けないのは、単なる運動不足から来る体力低下ということがわかったのですが、正直もっと運動するべきなのか迷いました。しかし、家庭内を滞りなく回していくため、妻であり母である私の調子が悪くなることは許されません。そこで出た結論は、結局これまでと同じように時々散歩する程度にしておこうということ。

 

そして、いつも通り3時のおやつは毎日欠かさず食べ、ストレスを感じないよう時々夫に当たり散らしながら、コーヒーを入れるためのお湯を沸かすたびに幸せを感じる。そんな刺激もない毎日ですが、私にとってはストレスをためない生活が1番重要だということです。

 

この先も子どものために夜中の2時でも3時でも起きて看病することができればそれはそれで十分じゃないか。そう思うことにしました。

 

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

 

著者:田中 けいこ/40代女性・2児のママ。口癖が「まぁ、ええやん」の適当母ちゃん。若いころはフットサルにバスケなどスポーツをこよなく愛す自称スリム女子も子どもを産んで子育てに追われる日々を過ごしていたらあっという間に3段腹のおデブ母ちゃんに。幸せな瞬間は3時のおやつの前にお湯を沸かす瞬間。

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています

 

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