通勤中の電車の中で…
予定日より生理が早くきてしまった朝のことです。「これから痛くなる予感がする……」と思い、私は鎮痛薬を服用してから、会社に向かいました。
いつも通り朝の通勤電車に乗り込むと、人がぎゅうぎゅうで立っているのもやっと。耐えながらつり革につかまっていると、猛烈に腰と腹部が痛みだしたのです。あまりの痛さに立っているのもキツく、「誰か助けて……」と思いながら座り込もうとしたそのとき、女性の声が聞こえてきました。
助けてくれた女性
「ちょとすみません〜誰か彼女に席を譲ってくれませんか?」
ある女性が私のために、座っている人に呼びかけてくれたのです。さらに女性は、「大丈夫ですか? 私の腕につかまっていいいから」と私の体を支えてくれ、無事に席を譲ってもらい座ることができました。自分も電車の中で体調が悪そうな人を見つけたら、積極的に声をかけようと思った出来事でした。
助けてくれた女性とはたまたま降りる駅が一緒で、私は電車を降りてから改めて女性にお礼。女性は「もう体調は大丈夫ですか? あんまり無理しないでくださいね」と言って颯爽と去って行き、とてもカッコよかったです。
※生理期間中、特に重い痛みや吐き気、頭痛などの不快な症状を伴うものを「月経困難症」といいます。動けないほどの強い痛みが続く、日常生活に支障を及ぼすほどの症状がある場合は、婦人科を受診し相談しましょう。
著者:木村英子/30代女性・彼氏と同棲中の30代女性。趣味は舞台鑑賞。
作画:ちゃこ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年3月)
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