エレベーターが使えない…そのとき!
当時の私は地下鉄での移動が多く、その日も子育てサロンに行こうと地下鉄を利用する予定でした。天気がいい日だったので、次男をベビーカーに乗せてお散歩がてら最寄り駅まで15分の距離を歩きました。
そして駅に着いたのですが、いつも利用しているエレベーターは、まさかの修理中。横断歩道を渡った反対側の道路に、もう一機のエレベーターがあるのでそちらに向かいましたが、そちらは点検中でした。階段で降りるしかないか……と思ったとき、ふと抱っこ紐の存在を思い出しました。しかし、こんな日に限って家に忘れてきていたのです。
「えー……。また往復30分かけて抱っこ紐を取りに帰るの? 首もまだすわってないし、次男を手で抱えてベビーカー持つのも危ないし仕方ない。でも30分も歩くのか……」と私が呆然と立ち尽くしていると、近くにいた女子高生2人が「ベビーカー降ろすの手伝いますよ!」と声をかけてくれたのです。
一度は断りましたが「私たち力持ちなので大丈夫です!」と、2人がそう言ってくれたので、厚意に甘えることに……。私は無事に次男を抱っこしてホームまで降りることができ、何度もお礼を言いました。
声をかけるのにも勇気が要っただろうに、あたたかく手を差し伸べてくれた女子高生2人には、今でも感謝しています。それからは、ベビーカーの荷物入れには予備の抱っこ紐を入れっぱなしにして、エレベーターが使えないときも自分で対応できるようにしています。
著者:吉川 みきな/30代女性/平成20年生まれ、令和7年生まれの女の子と、平成30年生まれ、令和4年生まれの男の子の4児を育てている母。長女を出産後に大学に通い、看護師の資格を取得。現在は看護師としてパート勤務をしている。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年5月)
※AI生成画像を使用しています
【Amazonギフト券プレゼント♡】みなさまの体験談を募集しています!
妊娠中や子育て中のエピソードを大募集!「ベビーカレンダー」のニュース記事として配信、公開いたします。体験談を掲載させていただいた方の中から、抽選で毎月5名様に1000円分のAmazonギフト券をプレゼント。何度でも応募可能ですので、奮ってご応募ください♪どうぞよろしくお願いします!