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「ちょっといいかしら?」子育て支援センターでぐずる娘に疲弊していた私→保健師さんからかけられたまさかの言葉とは

娘が1歳半のころ、私は娘を連れて毎日のように地域の子育て支援センターに通っていました。けれども行くたびに娘の行動に悩まされていた私。支援センターに行くのが苦痛になり始めていました……。

この記事の監修者
監修者プロファイル

助産師松田玲子

医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
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頭を悩ませる娘の行動

娘が1歳半のとき、支援センターに娘と遊びに行くのがルーティーンだった私ですが、子育て支援センターでの娘の様子に頭を悩ませていました。

 

それは娘がお友だちと一緒に遊べないこと。支援センターに来ている同じ月齢の子どもはお友だちと一緒に遊んでいるのに、娘はまったくお友だちに興味を示さないのです。

 

それどころか、お友だちにおもちゃを貸してほしいとお願いされても、「嫌!」と言って1つたりとも貸さない娘。相手の保護者もいる手前、私は居たたまれない気持ちになり、次第に支援センターに行くのが嫌になっていきました。

 

ある日、支援センターのベテラン保育士さんが声をかけてくれたので、私は娘の様子を相談してみることにしました。

 

 

娘がお友だちと遊べない悩みを話すと、先生はやさしくこう言ってくれたのです。

 

「娘さんが自分の意見を主張できるのはすごいことね。1歳半ならまだお友だちに興味がなくて自然だし、ママと一緒に遊びたいと思うのはママの愛情が娘さんに伝わっている証拠よ。無理してお友だちと関わる必要はないわ。おもちゃの貸し借りで悩んだらいつでも声をかけてね」

 

この先生の言葉に、私はとても安心しました。子育ての自信をなくしかけていた私でしたが、先生の言葉のおかげで娘も自分も肯定できるようになったのです。

 

それからは友だちとのトラブルには先生が間に入ってくれるようになり、私は安心して支援センターで過ごせるように。娘の成長に伴って、自然とお友だちにおもちゃを貸せることも増えていきました。

 

 

あの日の先生からの言葉がなかったら、支援センターに行くのを止め、うつうつとして日々を送っていたことでしょう。焦る私に温かい言葉をかけてくれた先生に、娘が3歳になった今でも感謝しています。

 


 

著者:望月 柊/30代女性/2021年生まれの女の子のママ。教育・児童福祉に10数年携わる。イヤイヤ期真っ最中の娘と格闘しながら、今しか味わえない感動で毎日を彩っている。リフレッシュ方法は、推し活と読書。

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年5月)

※AI生成画像を使用しています

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