そんななか、久しぶりに大学時代の友人・ホシミさんとキクさんに会うことになったマムさん。かつてふたりが先に結婚したことにより疎外感を覚えたマムさんは、出産と子育ては同じタイミングにしたいと思っていました。
ところが、ホシミさんとキクさんはまだ子どもを持つことを考えておらず、「絶対早く産んだほうがいい」と価値観を押し付けてくるマムさんにウンザリ……。3人で会うのは久しぶりでしたが、会話もそこそこに解散することとなりました。
そんなマムさんは、自宅でも「子どもをもつべき」と話しているようで……。
「子どもがいる幸せ」を主張する母親
帰宅してからも“幸せの押し売り”が止まらないマムさん。先日結婚したという女優をテレビで見ながら「せっかく美男美女なのに、子ども作らないなんてもったいなーい」とこぼします。
夫は、自分の都合や価値観だけで話をする妻を注意しますが、マムさんには響かず……。それどころかマムさんは不満を表明するかのように、あからさまに会話を切り上げるのでした。
▼たしかに子どもがいる生活は、何ものにも代えがたいもの。新しい発見があったり、これまでに経験したことのない幸せを感じたりすることも多いでしょう。
しかし幸せのカタチは人によって違います。子どもがいないからといって不幸というわけでは決してありません。会話をするときは、人には人の事情があるということを忘れずに言葉を選びたいですね。
尾持トモさんのマンガは、このほかにもブログで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね。