ママ友宅へ遊びに行くと、たまみさんはお菓子を大量に食べ、手ぶらで来たのに残りを持ち帰るなどの非常識な行動で周囲を驚かせます。
さらに保育園の友だち・つむぎちゃんの服がブランドもののお下がりだと知ると、一方的にねだり、きっぱりと断られても引き下がりません。その結果、ママ友たちに距離を置かれてしまいました。
そして職場でも、同僚が「みなさんでどうぞ」と差し入れたお土産を、たまみさんがほとんど取ってしまったことで、全員に行き渡らずトラブルに発展。
幼いころから母親に「もらえるものは全部もらう」と教えられた通りにしていますが、周囲から非常識と怒られ、孤立してしまいます。
その後、小学生になったまいちゃんは放課後になると、新しくできた友だち・ゆいかちゃんとよく遊ぶようになりました。そんなある夜、ゆいかちゃん親子が突然の来訪。「まいちゃんにネックレスやゲームソフトを盗られた」と訴えてきたのです。
娘に直談判するゆいかちゃんママ
ゆいかちゃん親子に、家へ上がってもらい、入浴中のまいちゃんにすぐ出てくるようにと伝えるたまみさん。まいちゃんに「もらったんだよね?」と確認し、その言葉を信じようとします。
出てきたまいちゃんに「ネックレスとゲームを勝手に持っていった?」と尋ねるゆいかちゃんママに対し、まいちゃんは「ちょうだいって言った。ダメって言わなかった」と答えます。
ゆいかちゃんママは、まいちゃんを諭すように「いいよって言われてないのに勝手に持っていっちゃだめ」と言い聞かせるのでした。
突然の訪問に戸惑いながらも、誠実に対応し、まいちゃんを呼び出したたまみさん。
娘がお友だちのおうちの物を盗んだかもしれないことにショックと不安を抱えつつも、ゆいかちゃんママの言葉に耳を傾けました。
今後は、「人の家の物を勝手に触らない・持ち出さない」など、親子で改めてルールを決めるなど、まいちゃんが社会の常識や他人との関わり方、社会のルールを学べるよう、うまく導いていけるといいですね。
神谷もちさんの連載は、ブログでも更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね。