ママ友宅へ遊びに行くと、たまみさんはお菓子を大量に食べ、手ぶらで来たのに残りを持ち帰るなどの非常識な行動で周囲を驚かせます。
さらに保育園の友だち・つむぎちゃんの服がブランドもののお下がりだと知ると、一方的にねだり、きっぱりと断られても引き下がりません。その結果、ママ友たちに距離を置かれてしまいました。
そして職場でも、同僚が「みなさんでどうぞ」と差し入れたお土産を、たまみさんがほとんど取ってしまったことで、全員に行き渡らずトラブルに発展。
幼いころから母親に「もらえるものは全部もらう」と教えられた通りしていますが、周囲から非常識と怒られ、孤立してしまいます。
その後、小学生になったまいちゃんは、新しくできた友だち・ゆいかちゃんとよく遊ぶようになりました。まいちゃんは、ゆいかちゃんがネックレスやゲームソフトなどをくれるので「ゆいかちゃん大好き!」とうれしそうに話していましたが、突然ゆいかちゃんの母親が家にやってきて……!?
娘のクラスの親子が訪問、まさかの訴え
夕飯を終えたころ、ゆいかちゃん親子が訪ねてきました。
「まいちゃんに、いろいろ盗られてしまったと言うんです」
まいちゃんからは「もらった」と聞いていたたまみさんは「もらったの間違いでは?」と反論。
「そんな高価なものあげるわけない!」
「子ども同士で物をあげたりもらったりすること自体が、おかしいことなんです!」
と、ゆいかちゃんママは憤慨します。
さらにまいちゃんは、毎日のようにゆいかちゃんの家に行っては、冷蔵庫や棚を勝手にあさっていることも発覚。「盗みまでするなんて、犯罪です!」と強い口調で責められてしまったのでした。
娘がお友だちのおうちから物を盗んだり、家を勝手にあさっていると聞き、驚くたまみさん。「もらえるものは全部もらう」教訓で育ってきたたまみさんも、これには動揺している様子。
もし子どもが間違ったことをしてしまったら、親は子どもに社会のルールや他人の気持ちを教える必要があります。たまみさんが娘としっかり向き合って、解決に導くことができるといいですね。
神谷もちさんの連載は、ブログでも更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね。
-
前の話を読む18話
小一の娘「友だちからもらったの」そんな高額な物を?驚いた母親は… #タダより安いものはない 18
-
最初から読む1話
「誰この子?親はどこなの」幼児用の回転遊具にタダ乗りされて困惑! #タダより安いものはない 1