お互いにズボラな性格の私たち
彼も私も性格は几帳面ではなく、どちらかというとズボラタイプ。お互いに細かいことはあまり気にしません。
ただ、私は第一印象できちんとして見られることが多く、中身を知ると「見た目によらず、実はズボラだったんだね」と思われることが多いように思います。私は彼より3歳年上ということもあり、彼も「自分よりもしっかりしている人」と思っていたようです。
ゴミの分別が適当すぎる私に驚いた夫
そんな私たちは結婚を決めるまではお互いにひとり暮らしだったのですが、結婚が決まったことをきっかけに、私が彼の住む家に引っ越して同棲生活をスタートしました。
私はそれまで違う地域に住んでいたので、引っ越すことでゴミの分別方法が変わりました。私がそれまで住んでいたところでは紙と紙以外という分別をするくらいで、プラゴミも洗わずそのまま燃えるごみとして捨てて良いということになっていました。
しかし、引っ越し先の彼が住む地域では、可燃ゴミとプラゴミなどこまかく分別する必要がありました。ただ、ズボラな私は、どのゴミを可燃に入れていいのかよくわからず、よくごちゃまぜのまま捨ててしまいそうになり……。
私の適当な性格に「結婚相手だ」と再確認!?
それまで私のことを「自分よりしっかりしている」と思っていた彼は、「ゴミの分別もまともにできないなんて、思っていた感じと違う!」と感じたそう。
しかし、「よくよく考えたら自分(彼)も適当だから、これくらい適当な人じゃないと、一緒に暮らすのは難しい」と思い、このことをきっかけに、私こそが結婚相手なんだと改めて思ったのだそうです。
私は私で、結婚して数年経つ今では、彼の適当なところを許せるのは私しかいない。と思います。例えば、ペットの犬と娘のものを兼用にしてしまうところや、同じ服を2〜3日ずっと着ていたりするところです。
彼がズボラだなと思うところはほかにもいろいろありますが、それについて話すと、彼は「俺は几帳面で神経質な女性とは絶対一緒に暮らせない。だから、ママも俺と同じくらいズボラなんだよ」と言います。
そんな彼も、結婚する前や結婚当初は、私に対して「ズボラだ」とは伝えられなかったそうです。ちなみに、私が分別できなかったゴミについては、私に気付かれないように、彼がこっそり分別の確認をしていたそう。ゴミの分別がまともにできないことで結婚相手だと確信したなんて、ちょっと不思議な馴れ初めですが、今となってはお互いに生活の価値観が同じくらいズボラでよかったねと話しています。
著者: Sugar111 佐藤 幸代/本職は20年以上の現役エステティシャンの40代ママ。交際0日の電撃婚から7年。6歳4歳2歳の3姉妹と夫の5人家族のドタバタな毎日を執筆。
イラスト:アゲちゃん
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
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