娘の名前をバカにする義妹に…9歳の姪が反撃のひと言!
第一子である娘を出産したときの話です。名付けについて夫と真剣に相談しあい、姓名判断をたくさん調べながら名付けました。そして出産後、生後2カ月の娘を連れて初めて義実家に帰省。ちょうど、義妹夫婦と3歳の姪っ子も帰省しているタイミングでした。
姪っ子は、「赤ちゃんの名前、変なの~! あはは」とはしゃいでいます。子どもは無邪気だなくらいに考えていたのですが、それを聞いた義妹は「やば! 笑える。ダサいね! 」と笑っていました。出産後で気持ちが不安定になっていたこともあり、私はかなりショックを受け、何も言い返せませんでした。夫も「真剣に考えた名前なんだからそんなこというなよ! 」と言ってくれますが、義妹たちは笑うだけ……。
それから義妹たちには会わないよう避けて帰省していた私たち。しかし数年経ち、今回は親戚みんなで集まろうと義両親に言われ、仕方なく集まることに。6歳になった娘は背筋をピシッと伸ばしてお行儀よく座ります。お箸をきれいに使う様子を見て、親戚の人たちが「お箸じょうずだね、かわいいね」とたくさん褒めてくれ、娘も得意顔。
すると義妹が「大きくなったけど、そのダサい名前でお友だちから笑われてない? 」とからかうように話しかけてきたのです。イラッとした私はすぐに「ひどいことを言うのはやめてください。幼稚なことを言い過ぎです! 」と言い返しました。思いがけない切り返しだったのか、顔を赤くして、睨みつけてくる義妹……。集まっている他の親戚たちの空気も凍ります。すると9歳になった姪っ子が「お母さんのほうがやばいって。絶対謝ったほうがいいよ」とフォローしてくれました。義妹は結局娘に謝ることはなかったのですが、姪っ子の言葉に私の気持ちはかなり救われたのでした。その後、私は娘に「あなたの名前は変じゃないし、私たちが一生懸命考えて付けた名前だから自信をもってね」と伝えました。娘も「わかった! 」とにっこりしてくれました。
数年後に会っても全く変わっていなかった義妹に残念な気持ちでしたが、成長した姪っ子が、私たちの味方になってくれたことはうれしかったです。しかし、その後は義妹とは距離を置くことに。娘には人の名前をからかうことをしてはいけないと教えていこうとも決めた出来事です。
著者:宮本真由美/30代・ライター。8歳の娘と5歳の息子の子育てに翻弄されるパートママ。年1回の大好きなディズニー旅行のために日々奮闘している。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています。
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子どものために一生懸命考えた名前。それなのに、目の前で心ない言葉を放った義妹さんには、思わず腹が立ってしまいますよね。そんな空気を変えてくれ姪っ子さんの一言にスカッとした気持ちになると同時に、救われた思いだったのではないでしょうか。義妹さんと距離を置くという判断は、きっと正しかったと思います。これからは、心穏やかに過ごせますように。
続いては、孫の名前を勝手に決めようとする義母のお話です。その結末やいかに……!?
孫の名前を勝手に決定!?暴走義母に夫がビシッと注意!?
妊娠がわかってから、夫と一緒に子どもの名前を考えていました。シンプルで呼びやすく、意味のある名前にしたいと話し合い、ようやく「これがいいね」と決まりかけていたとき……。義母が突然、「名前、もう決めたから! 」と言ってきたのです。びっくりして話を聞くと、義母は自分の父親の名前を一文字入れた名前を考えていました。すでに親戚にも発表済みとのこと。しかも「お宮参りまでに命名式をするから」と、まるで私たちの意見を聞くつもりがない様子。
夫が「いや、それは僕たちが決めることだから」とやんわり否定したのですが、義母は「昔は親が決めるものだったのよ」と譲りません。最終的には、夫が「俺たちの子どもなんだから、名前は夫婦で決める! 口出しするな」と強く言ってくれて義母の案は却下。しかし、しばらくは「結局、私の案はダメなのね……」とすねられ、気まずい空気になりました。
最後は私たちが考えた名前で納得してくれましたが、「本当にその名前でいいの? 」と何度も確認されました。親族の意見を尊重するのも大切ですが、最終的な決定権は親にあるとはっきり伝えることが重要だと思いました。
著者:小林ななこ/30代 女性・会社員。4歳の女の子を育てるママ。子どもと一緒に料理をする時間が好き。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています。
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義母のまさかの行動には、きっと戸惑ったことでしょう。とくに、妻の立場から注意や意見を伝えるのは、どうしても角が立ちがち。そんなときこそ、夫がビシッと間に入ってくれると、本当に心強いですよね。どんなに周りから意見があっても、やっぱり名前は、パパとママが心から納得してつけてあげたいものです。
続いては、なんと、ママのお祖母さまが赤ちゃんの名前を考えてくれていた!? と、思わずママも困惑してしまったエピソードです。
祖母が勝手にひ孫の名前を決めて困惑→命名した理由に唖然!
第一子の妊娠が分かって数ヶ月が経ち、性別が女の子だと分かったときには夫婦で大喜びをしていました。祖母も女の子だということを喜んでくれており、電話の向こうから聞こえる明るい声に、私は安堵していました。
そして、無事に母子ともに健康に出産を終え一安心。しかし、病院から退院する前日に祖母からメールが来たのです。「出産おめでとうございます。女の子の名前ですが、"◯◯"か”◯◯◯”でどうでしょうか?」その文章を見たときには、「えっ? 何を言っているの? 」と困惑。頼んでもいないのに、名付けを勝手に考えている実の祖母に産後すぐの私は精神的に不安定だったこともあり、ショックを受けました。その後、私は「名前は私たち夫婦からの初めてのプレゼントなので、自分たちで考えます。」と絵文字なしの文章で返信をしました。
後日、「どうしてこのようなメッセージを送ったのか。」と、私の代わりにやんわりと母から祖母に聞いてもらうことに。祖母は自分は男の子しか授かれなかったので、女の子の名前を考えることに憧れており、孫だったら意見を聞き入れてくれると思った。と話していたのだそうです。この話を聞き、「第二子のときは、生まれるまで性別を伝えることはやめよう。」決心しました。
著者:金子ひかり/20代女性・主婦。2歳の女の子と生後1カ月の男の子を育てている母。産後ダイエットに奮闘している20代。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています。
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お祖母さまも、お孫さんの誕生を心から喜んでくれている気持ちはしっかり伝わってきます。ただ、名前はやっぱり、パパとママがじっくりと話し合って決めたいものですよね。お祖母さまにもきっとさまざまな想いがあるのでしょうが、そこはそっと見守ってもらえると嬉しいですね。
今回は、名付けにまつわるエピソードをご紹介しました。名付けは、親にとって大きな責任を伴う難しい決断です。周囲との意見の相違で悩むこともあるかもしれませんが、子どもの幸せを一番に考えて、愛情を込めて名付けてあげることが大切なのではないでしょうか。そのことを忘れずにいたいですね。