「やだ!」物心ついて初めての「身近な死」に、娘が拒否反応 #預金資産ゼロの父が倒れた話 193
「預金資産ゼロの父が倒れた話」第193話。2児の母でありヲタクであるエェコさんによる、お父さんが倒れたときの話を描いたマンガを紹介します。
エェコさんのお父さんは脳の病気で倒れ、リハビリ院に入院。記憶力低下が顕著で預金も資産もない状態だったので、生活保護を申請して支給金を受けることに。
介護施設に入所後、医師からもう回復は望めないと言われ、お父さんは要介護度は4に。そこに「自然に死なせて」というお父さんの意思がありました。新型コロナ対策で面会謝絶が続く中、ついに深夜に訃報が到着。遺体が横たわる病室で、つらい思い出より楽しい記憶があふれて、「ずるいなぁ」とボロ泣きしたエェコさん。火葬は3週間後となり、少人数の家族や親しい人のみで、故人を直接火葬場に送り火葬だけをおこなうシンプルな葬儀を選びました。一方、葬儀までに位牌と仏壇を買おうと決心したものの、仏具店を訪れたエェコさんは、値段を見てビックリ。泣く泣くお店を出て、某大手通販サイトで試しに検索してみると、文字入れも含めてお手ごろ価格で位牌と仏壇が販売されていました。エェコさんはありがたくそのまま購入し、次は喪服を用意しました。
ついに3週間後。病院からのお見送りを終えて、子どもたちと火葬場へ。そこは、お母さんを火葬した場所と同じでした。あのときは大勢親戚がいたけれど、今はたった5人……。それでも、自分ひとりだけでなく孫たちだっている、とエェコさんは涙ながらに思ったのです。
最後のお焼香で…








お焼香も終わり、最後の「拝顔」のとき。下の娘が「怖い!」と猛烈な拒否反応を示しました。
元気なころの姿しか知らず、変わり果てた父を前に戸惑うのも無理はありません。幼いながら、身近な人の「死」を初めて経験し、感じるところがあったのだと思います……。
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お棺に入ったお祖父ちゃんの顔を見たくない、と泣き出してしまった娘のナナちゃん。入院中にも面会できず、生前ですらやせ細った姿を見ていない子どもたちにとっては、「怖い」となってしまうのも無理ないですよね。
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