高級ブランド品を買う義妹
結婚前から夫は「結婚したら、僕の実家に住んでほしい」と言っており、新婚時は夫、私、義両親、義妹の5人で暮らしていました。
そんなある日の夕食時、義父が義妹に向かって「お前は夜の蝶だからな」と言っているのを耳にしました。最初は何のことか理解できなかったのですが、あとで夫に聞くと義妹は夜のお店でキャストとして働いているとのこと。
義妹の職業に対して偏見などはありませんでしたが、たしかにお金に余裕を持っていそうだなと感じていました。
彼女はとても羽振りがよく、身につける洋服やアクセサリーはいつも高級ブランド品。外食の頻度も多く、余計なお世話ではありますが「そんなに贅沢して大丈夫なのかな?」と不安に思っていたのです。
妹の告白で家族喧嘩が勃発
それから数カ月が経過したある日、義妹からいきなり、クレジットカードのリボ払いで大変な状態になっていることを明かされました。まさかのカミングアウトに家族みんながあ然。
「どうしてこうなったんだ!」「収入があると思っていたから、高い物を買っても黙認していたのに!」と義両親は激怒。義妹も反論し、目の前で繰り広げられる家族喧嘩を私は黙って見ているしかありませんでした。
その後、実は義父も金づかいが荒く、過去にはギャンブルで借金を抱えていたことが判明。夫と相談した結果、「金銭トラブルに巻き込まれないよう、家族とは少し距離を置こう」ということに。こうして私たちは義実家を出ることになりました。
結婚する際には知らなかった義家族の金銭事情。なかなか確認は難しいと思いますが、自分がトラブルに巻き込まれないようにするためにも、なんとなくでも確認できたらしたほうが安心だなと感じた出来事でした。
著者:浦部さくら/50代女性・子育てが一段落したアラフィフ。若いころから鉄欠乏症に悩まされ続けてきたことがきっかけでちょっとした健康オタクに。結婚、出産、育児、健康など経験してきたことや興味のあることなどを突き止めたレポートを執筆中。
イラスト:マメ美
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年4月)
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