彼に対して言いようのない不安を抱えていたさなさんは、彼は既婚者ではないか……と疑いを抱くようになりました。
だけど、すぐに別れられないほど彼を好きになっていて……。
結婚しているのか、していないのか、どっち?
結婚願望は人並みにあったものの、気が付けば34歳で独身。
勝手に誰からも選ばれない女の烙印(らくいん)を押されたように感じて、焦りと孤独を抱えていたときに出会ったのが彼、まさとでした。
お互いが一目ぼれをして、まさに運命の出会いだと思っていたのに。
まさとが結婚しているかもしれない、いやそんなはずはない……と1日中もんもんと考え続けていました。
だけど、まさとの正体がわからない状態では、いくら悩んでも正解は出ません。問い詰めてもはぐらかされるし、八方ふさがりになってしまいました。
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このとき、本気でさなさんがまさとさんの正体を暴こうと思えば、もしかしたら真実がわかったかもしれません。だけど好きだからこそ、そこまで強く出られない。いくら怪しくても、彼の言葉を信じたかったのでしょう。
そんなさなさんの気持ちを、まさとさんはどこまでわかっていたのでしょうか? やさしい顔の裏にあった真意を思うと、複雑な気持ちになります。
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