「痛いの？じゃあ…」彼との初めての夜。彼が突然始めた行為に戸惑ったワケ【体験談】

 

彼はどこか天然で、いい意味で“子ども心”を失っていない人。そんな純粋さが愛おしくて付き合い始めて半年、ついに初めてのお泊まりの日がやって来ました。

 

ムードもほどよく高まり、「今日はそういう夜になるかも」と私も覚悟を決めていました。ところが、久しぶりのことだったせいか私は軽い痛みを覚えました。

 

「ちょっとゆっくり慣らしてほしい」とお願いすると、彼がピタリと動きを止め、真顔でこう言ったのです。

 

「えっ、急に体を動かしたから痛いの？ スポーツみたいに準備体操したほうがいいのかな」

 

突然の“体育会コメント”に私はあぜん。けれど彼は本気でした。そのまま私を布団から起こし、ストレッチ講座が開幕したのです。

 

私の脚を開脚させて

「ここは痛くない？ はい、じゃあ前屈～」

と、まるで体育の授業のようでした。私は笑いをこらえるのに必死でした。極めつけは「よし、いけるかも」と言ってからの謎の深呼吸3回。ここで完全にムードが崩壊しました。

 

結局「今日は寝よう。また今度ね」と私がギブアップ。すると彼はいたって真剣に、

「次回までにストレッチメニュー考えておく！」

いや、準備体操はナシでお願いします。

 

彼との行為はムードも大切ですが、一番大事なのはこんなときでも笑い合える関係だと思いました。思いがけないハプニングも含めて楽しめる相手なら、これからも一緒に笑い合える、理想通りじゃなくても心が通じ合えばそれでいいのだと気付かされた一夜でした。

 

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

 

著者：高梨 果林／20代女性・会社員

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています（回答時期：2025年5月）