「エアコンで電気代が高くなる!」NGな使い方4選
①こまめにオンオフする
エアコンの消費電力を抑えるためには、使わないときに電源を切る習慣も大切です。ただし、必ずしもオフにするのが正解というわけではありません。外出時間が短い場合は、あえて“つけっぱなし”にしたほうがお得なんです。
エアコンは立ち上げ時にもっとも電力を使うため、こまめなオンオフは逆効果。またすぐに運転する予定があるなら、電源を切らないほうが快適で節電にもなります。
外気温や機種にもよりますが、私は30分以内に帰宅できるときはつけっぱなしにして出かけていますよ。
風量を「弱」で運転する
風量が多いと電気代がかかりそうなイメージがありますが、じつは消費電力に大きな差はありません。
むしろ「弱」や「しずか」で運転すると部屋がなかなか冷えず、ムダに設定温度を下げてしまう原因に。
エアコンは設定温度が低く、外気温との差が大きいほど電力を消費します。そのため、風量は「自動」に設定するのが正解です。
ちなみに「暑い」と感じたときは、設定温度を下げる前に風量を上げてみてください。同じ温度でも涼しく感じられて、ムダなエネルギー消費を防げますよ。
NGな使い方③ 風向きを下向きにする
冷たい空気は下にたまりやすいため、風向きを下に設定するのはNG。冷気をみずから下へ送ってしまうと、部屋全体が冷えにくくなります。
風向きは「水平」または「上向き」がベター。
さらに、サーキュレーターや扇風機を併用して、冷たい空気を部屋全体に巡らせることで、より効率的に冷房がききます。
NGな使い方④ 室外機を囲って日差しから守る
室外機を直射日光から守るのは節電に効果的ですが、囲ってしまうのは逆効果。空気の流れが遮られ、冷房効率が下がってしまいます。
日差しを遮ることは大事ですが、空気の循環を妨げないことも忘れずに。室外機カバーを使う場合は、吹き出し口付近をふさがないよう注意してくださいね。
“正しい使い方”でエアコンで電気代節約を
暑さを我慢して体調を崩すよりも、上手にエアコンを使って節電&快適ライフを実現するほうが賢い選択!
しかし、「よかれ」と思ってやっている節電方法がじつは逆効果……なんてケースも少なくありません。
せっかく節電するなら、正しい方法で。エアコンの使い方を見直して、この夏はムダなく、涼しく、電気代もお得に乗り切りましょう♪