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【お醤油、やりがちな"あの行為"絶対しないで!】食品メーカーが警告する理由に「やってました…」

こんにちは!暮らしをちょっと快適に、がモットーなライターのRinaです。

「お醤油」は言わずもがな、日本の代表的な調味料のひとつ。
特に和食をつくるときには欠かせない存在ですが、実は知らないことも……。

つい先日、お醤油を買おうとしたときのこと。
ふと、「そういえばお醤油の容器って、透明のものと不透明のものがあるけれど、どう違うんだろう?」という疑問が浮かび……!

そこで今回は、380年の歴史を持つ老舗お醤油メーカー・ヤマサ醤油さんに「お醤油にまつわるあれこれ」について聞いてみました!

教えてくれたのは「老舗醤油メーカー・ヤマサ醤油」

お醤油にまつわるあれこれ

 

今回「お醤油にまつわるあれこれ」を教えてくれたのは、お醤油でおなじみの「ヤマサ醤油」!
創業380年以上の歴史をもつ老舗メーカー。

 

千葉県銚子市に本社を構え、伝統の製法を守りながらも、だしつゆやぽん酢など多彩な商品を展開しています。

 

我が家でも、いろいろな商品で幅広くお世話になっています。

 

・透明な容器と不透明な容器、どう違うの?
・賞味期限の過ぎたお醤油って使えないの?
・開栓後のお醤油の賞味期限は?
・開栓後のお醤油の上手な保存方法は?

 

これらの質問に、ばっちり答えていただきました!

 

Q①:透明な容器と不透明な容器、どう違うの?

ライターRina:透明な容器と不透明な容器がありますが、何が違うのですか?

 

お醤油にまつわるあれこれ

 

・写真左:ヤマサしょうゆ(1L)
・写真右:ヤマサ鮮度生活 特選丸大豆しょうゆ(600mL)

◾️A:鮮度の長持ち加減が違います

ヤマサ醤油:結論、不透明の鮮度保持ボトルは、容器が二重構造&光を防ぐので、おいしさをキープすることができます!

上の写真のように、「ヤマサしょうゆ」と「ヤマサ鮮度生活 特選丸大豆しょうゆ」では、容器の見た目が違いますね。
左は通常のペットボトル、右が鮮度保持ボトルです。

 

◾️お醤油は空気や光や湿度に弱い

鮮度のよいおいしいお醤油は、通常、赤みがかった褐色、華やかな香り、キレのある味わいです。

 

しかし、お醤油は"空気・光・温度"に弱く、1カ月ほど常温のペットボトル容器で保管していると、酸化が進んで色は黒くなり、香りは薄れて味にも変化が出てしまいます。

 

その変化を防ぐために開発されたのが、右の鮮度保持ボトル。
容器全体が二重構造になっていることで、空気の接触を最小限に抑えられます。
さらに光も防ぐので、お醤油本来のおいしさを長く保てるのです。

 

Q②:賞味期限の過ぎたお醤油って使えないの?

ライターRina:賞味期限が過ぎてしまったお醤油は使えませんか?

 

お醤油にまつわるあれこれ

 

◾️A:すぐに食べられなくなるわけではないが、賞味期限以内での使用がおすすめ!

ヤマサ醤油:すぐに食べられなくなるわけではありませんが、賞味期限以内での使用がおすすめです。

賞味期限というのは、一言で言ってしまうと、「食品本来の美味しさを味わえる期間」。
そのため、期間が過ぎたからといってすぐに食べられなくなるわけではないのです。

 

特にお醤油の場合は、賞味期限を過ぎても腐敗や変敗の恐れが少なく、一般的には、他の食品に比べて長く使用することができます。

 

とはいえ、賞味期限を過ぎたお醤油は色がやや濃くなり、風味が落ちてきます。

 

また、保存状態などによって品質の変化も異なるので、基本的には賞味期限以内で使用することをおすすめします。

 

◾️加熱すると香りが芳ばしくなる

ちなみに、お醤油には加熱すると芳しい香りが生まれるという特長があります。

 

そこで、賞味期限が過ぎて風味が落ちてしまったお醤油は、焼き肉のタレやつくだ煮のような煮詰める料理に使うのも手。
あるいは、みりんやだしと一緒に煮物などに使うのもおすすめです!

 

Q③:開栓後のお醤油の賞味期限は?

ライターRina:開栓後のお醤油はどのくらいもちますか?

 

お醤油にまつわるあれこれ

 

◾️A:冷蔵保存で、一ヵ月くらいで使い切るのがベスト!

ヤマサ醤油:しっかり冷蔵保存していても、開栓したら1ヶ月くらいで使い切るのがベストでしょう。

栓を開けると空気に触れるため、酸化が進み、品質が落ちてきます。
また、空気中の菌が入り込み、保存状態によってはカビが生えることも……。

 

実はこのカビは有害なものではないのですが、風味は落ちてしまいます。

 

使用後はきちんと栓をし、冷蔵庫に保存して一ヵ月くらいで使い切ることが、お醤油のおいしさを保つ秘訣です。

 

それぞれの家庭の消費量に見合った容量のお醤油を選ぶことも大切ですね!

 

Q④:開栓後のお醤油の上手な保存方法は?

ライターRina:開栓した場合の、上手なお醤油の保存方法を教えてください!

 

お醤油にまつわるあれこれ

 

◾️A:フタをきっちり閉めて密封して冷蔵庫で保存を!

ヤマサ醤油:開栓後は、とにかく熱と酸素とカビに注意する必要があります。そのため、結論をいうと「フタをきっちり閉めて密封して冷蔵庫で保存」してください。

お醤油の変質を招く主な原因は、温度(熱)と空気(酸素)と微生物(カビ)の3つ。

 

栓を開けると空気に触れ、酸化が始まります。
酸化するとお醤油の成分が変化して色が濃くなるので、まず、きちんとふたをすることが大切です。

 

また、密封することでカビの侵入を防ぐことにもなります。

 

加えて、温度が高いほど、香り、色、味の変質が早くなります。
そのため、なるべく冷暗所(冷蔵庫がベスト)に保存してください。
これは、カビの増殖をおさえるのにも役立ちます。

 

◾️意外とやりがちなアレ、お醤油の寿命を縮めます

また、意外とやりがちですが、湯気の立った鍋の真上で、お醤油びんから直接注ぐ、ということをやっていませんか?
実はこれ、NGなんです。
びんの中に蒸気が入り、びんの口や上部に結露ができてカビの原因になることがあります。

 

お醤油を長持ちさせるためには、あらかじめ、おたまや小皿にとったお醤油を鍋に加えるようにしてくださいね!

 

正しい保存方法でお醤油の風味をキープして!

お醤油にまつわるあれこれ

 

今回は、お醤油を長持ちさせるための正しい保存方法などについて、ヤマサ醤油さんにお話を伺いました。

 

ちなみに私は、「湯気の立った鍋の真上でお醤油びんからお醤油を注ぐ」→これ、まさにやってしまっていました……(汗)。

 

今後は多少面倒でも、おいしく長持ちさせるために、今回教えていただいたことを守っていこうと思います。

 

みなさんもぜひ参考にしてみてくださいね!

 

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