ルナさんは会社を休職し、本格的ながん治療がスタート。治療の過程で「乳房温存療法」にするか「乳房切除術(全摘出術)」にするかという選択を迫られました。両親に相談すると……。
「乳房温存?全摘?」揺れる私が下した“覚悟の決断”とは
※乳房温存療法…乳房全体を切除するのではなく、がんとその周囲の組織のみを取り除いて乳房を残す手術法
ルナさんの母親は、乳房温存では再発の可能性があることを懸念し、全摘を選択するよう懇願しました。母の思いを受け止めたルナさんは、最終的に全摘を決断します。
母乳で育てられないことに寂しさを覚えるルナさんに対し、姉は産後も続く治療を見据え、ミルク育児を提案。姉の言葉を胸に、ルナさんは「おなかの赤ちゃんと共に生き抜く」と決意を新たにするのでした。
全摘を選択しても、反対側の乳房から授乳はできます。治療中の場合、授乳が可能かどうかは治療内容によって異なるため、希望の有無を含めて必ず主治医と相談しましょう。
子どものためにも、まずはルナさん自身の病気を治すことが最優先です。すべてをひとりで抱え込まず、家族や公的機関など周囲のサポートを積極的に活用しながら、産後の生活を無理なく過ごしてほしいですね。
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