「証拠あるの?」ママ友の子を注意したら激怒…救ってくれたのは、見知らぬ小学生!?
家族ぐるみのつき合いをしている友人家族には、10歳で小学4年生の女の子Aちゃんがいます。うちの娘はまだ3歳ですが、会う度に一緒に遊んでくれて助かっていました。そんなある日、ショッピングモールのゲームセンターでAちゃん親子と一緒に遊んでいたところ、Aちゃんが「娘ちゃんがあのゲームしたいって言ってるから、100円ちょうだい」と言ってきたのです……。
よその子どもからお金をちょうだいと言われたことがなかったのでびっくりしましたが、後ろで娘も「するー! 」と言っているのでAちゃんに「娘と遊んでくれてありがとう」と言って100円を渡すことに。私は娘たちが見える距離でAちゃんママと話していましたが、どのゲームをしているかまでは見えていませんでした。するとまた「もう100円ちょうだい」と言ってきました。そんなに娘はゲームにハマったのかな? と思い近くに行ってみると、ゲームをしていたのはうちの娘ではなくAちゃんでした。娘は見るだけで満足している様子。しかも、プレイしていたのは1回10円のゲーム! モヤモヤしながら様子を見ていると、その10円は自分のおこづかいから使い、私が渡した100円は娘には渡さず財布へしまっていたのです。一瞬言葉を失うほど驚き、Aちゃんに「渡した200円はどこに行ったのかな? 娘がしたいって言ってたと思うんだけど! 」と少し語尾を強めに伝えると、悪いことをしたと理解したのか「ごめんなさい……。いっぱいゲームしたかったの」と言い、泣き始めてしまいました。
友人にも事情を説明。すると友人は「Aがお金を取ったって言いたいの? 」と逆ギレ。私は怒りと呆れとさまざまな感情が混在しつつ、「そうじゃないけど、Aちゃんが私をだましたように思ったから、注意させてもらったの」と言うと友人は「はぁ? 証拠でもあるの? 」と怒っています。困ったな……と思っていたら、同じゲームセンターにいた小学校低学年であろう見知らぬ男の子が「この子、お金もらって自分のお財布に入れてたの僕見たよ」と言いました。見知らぬ第三者に発言をされ、Aちゃんママは納得し「ああ……ごめん」と謝ってくれたのでした。その後、Aちゃんママと話し合い、お互い300円ずつ出して、子どもたちを遊ばせて帰ったのでした。
小学生のしたことですし、お金と取ってしまった理由も教えてくれましたが、嘘をつく行為は許せるものではないと思います。私たち大人が近くでゲームをしている姿を見ていれば防げたことだとも思うので、今後はよりしっかりと娘を近くで見守らなくてはと痛感した出来事でした。
著者:矢田むぎ/40代・主婦。3歳と1歳のおてんばな姉妹を育てるママ。自分に合った「頑張りすぎない育児」を考え毎日にぎやかに過ごしている。家族が寝静まったあとのひとり時間が大好き
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています。
◇ ◇ ◇
友人の子どもを注意する場面は、本当に悩ましいですよね。特にお金が絡むような内容になると、どこまで踏み込んで言うべきか迷ってしまうものです。今回のケースでは、第三者である男の子のひと言がきっかけで、大きなトラブルに発展せずに済んだのは何よりでした。親子で遊ぶ場面では、親も近くで見守っていることで、思わぬトラブルを防ぐことができるかもしれませんね。
続いては、同じマンションに住むママ友とのトラブルのお話。我が子を叱らないママ友の対応に、思わずモヤモヤ……!
我が子を叱らないママ友→自分の子の窃盗がバレた時のまさかの対応に唖然!?
同じマンションに住んでいるママ友のAさん。Aさんは元々の性格なのか、自分の子どもが悪さをしても叱ることはありません。私は口には出しませんが、叱らないことに対して疑問を抱くことが多々ありました。
ある日、子どもたちを含めて近所のママ友同士、わが家で集まることに。楽しく過ごしていたのですが、帰る間際に長女が「お気に入りのおもちゃがない! 」と言い出したのです。みんなで探しますがいっこうに見当たりません。あきらめて解散しようとした瞬間、Aさんの息子のポケットから、探していたキャラクターもののミニカーのおもちゃがポロッと落ちてきたではありませんか! Aさんの息子が焦る様子を見て、おもちゃを盗もうとして黙っていたのだと私は確信。さすがにAさんも叱るだろうと思いましたが「間違えてポケットに入ったんだね~。わざとじゃないから仕方ないよね~」とまさかのフォローに入ったのです。続けて「このおもちゃ気に入ったみたいだから、このまま貰ってもいいかしら~? 」とニコニコしながら私に聞いてくる始末。まったく悪びれる様子もなく、謝罪もない態度に私はあ然とします。
しかし、私も黙っているわけにはいきません。「それは娘のお気に入りのおもちゃだからあげられないです」続けて「◯◯くん、人の物を盗むようなことをしたらだめ!! わかってるよね? 」と注意しました。すると驚いたことに「おもちゃ1個ぐらいくれてもいいじゃない! 人の子どもを勝手に叱らないで! 失礼じゃない! 」とまさかの逆ギレ。そのままAさんは謝ることもなく去っていきました。様子を見ていた他のママ友から労いと慰めの言葉があり、そのまま遊ぶのも微妙な空気でその日の会は解散したのでした。
後日、わが家のインターホンが鳴り、モニターに映し出されたのはAさんとその息子。しぶしぶ出てみると、Aさんは泣きながら「先日は、大変申し訳ありませんでした」と謝罪してきたのです。後ろには自治会長でもあるAさんの父親の姿も。なんと、あの日一緒に遊んでいた他のママ友からAさんの逆ギレ事件が父親の耳に入り、Aさんはこっぴどく叱られたということでした。
その後、Aさんとはなんとなく疎遠に。叱る判断基準は人それぞれですが、黙って人の物を持って帰ろうとすることは明らかに悪いことです。子どものためにも状況に応じた対応をしないといけないなと身をもって感じた出来事でした。
著者:松下芽生/20代・ライター。2歳と6歳の女の子を育てるママ。子どもが寝た後に、お菓子を食べながらゆっくりとネットショッピングをするのが至福の時。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています。
◇ ◇ ◇
叱らない育児を選ぶ家庭もありますし、子育ての方針は本当に家庭それぞれですよね。ただ、やはり悪いことをしたときにはしっかり叱ることも大切です。今回はママ友のお父様がしっかり対応し、謝罪もされたとのことで、ひとまず安心しました。ご近所同士でママ友になるケースはよくありますが、価値観の合う人と出会えると、長く良い関係を築いていけそうですね。
最後は、ママ友のまさかの行動に思わずあ然としてしまったというお話です。大事にしていた子どものおもちゃが突然なくなってしまい……!?
名前シールがはがされてるけど…→消えたはずの娘のおもちゃ、まさかの行方とは!?
ある日、ママ友数人を自宅に招き、子どもたちを遊ばせながらお茶を楽しんでいました。みんなが帰ったあとに片付けをしていると、3歳の娘が気に入っているおもちゃが見当たりません。 翌日、公園へ行くとわが家にきたママ友のひとりが子どもと遊んでいました。その子が持っているおもちゃを何気なく見ると……なくなったおもちゃでした。同じものを持っている可能性もありますが、名前のシールが剥がされた跡、特徴的な傷があったことから間違いなく娘のものと確信。
びっくりしながらも「それ、うちの子のおもちゃにそっくり! 」と軽く話を振ると、ママ友は「え? うちの子が前から持ってたよ」と言い張りました。 さすがに納得できず、帰宅後に別のママ友に相談。すると、その場にいたほかのママから「◯◯さんが帰るとき、何かをバッグに入れてたのを見たよ。ゴソゴソしてたから何かな〜とは思ったんだけど」という証言がありました。
確実な証拠はありませんが、確信を持った私。勇気を出して本人に聞いてみると、 最初のほうは「何のこと? 」といった感じでしたが、私が「バッグに何か入れているのを見た人がいるよ」と伝えると、観念したのか「子どもが気に入ったからつい……ごめんね」と謝罪されました。
この出来事から「親しい間柄でも最低限の警戒心は必要」だと痛感。盗まれるだけでなく壊れることもあるので、子どもが大切にしているおもちゃはみんなで遊ぶときには出さないようにした方がいいなと思いました。
著者:丸山りえ/30代 女性・主婦。4歳の娘を育てる母。趣味はドラマと映画鑑賞。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています。
◇ ◇ ◇
たとえ子どものおもちゃであっても、他人の家から無断で持ち帰る行為は「窃盗罪」に問われる可能性があります。軽い気持ちでしてしまったことが、大きな問題につながることもあるため、しっかりと反省してほしいものですね。
いかがでしたか? 今回はママ友にまつわるエピソードをご紹介しました。価値観が合って気が合うママ友とは、長く良いお付き合いができるものです。しかし、価値観が合わなかったり、今回のように信じられない行動をする相手とは、やはり距離を置くことになりますよね。「この人となら仲良くできそう! 」と思えるママ友との出会いを、大切にしていきたいものです。