かれんが出した産休届について「もう産休気分?迷惑」「いつまで責任をもって働けるかを聞いてるのよ」と嫌味たっぷりの副理事長。そして、妊婦であるかれんへの攻撃を企んでいました。翌日の朝の打ち合わせでは、まだ公表する予定のなかった、かれんの妊娠を勝手に発表。そんな副理事長の様子に、かれんは違和感を覚えるのでした。
何をしてくるの? マタハラ副学長に怯えて…
副学長がこれから何をしてくるのか気になって眠れなかったかれんを、同僚の佐藤先生がプロジェクト終了の打ち上げに誘ってくれました。しかし、その飲み会にかれんが参加していることに気づいた副学長は、乾杯の挨拶で「一部の人を除いてはみんなよく頑張った」「音無先生は何か関わってた?そのための慰労会なのよ?貢献した?」「来年の話も…いなくなる人には意味ないもんね」とことごとくかれんを標的にして辛い言葉を浴びせます。
佐藤先生や一部の先生はフォローしてくれましたが、追い打ちするかのように「で、いつから休むの?」「周りに仕事が移行するのがわかってるのに、言わないでってお願いするのにはどんな理由があるの?」と責め立てる副学長に、かれんは何も言えなくなってしまいました。
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妊娠している、ただそれだけで、何も悪いことなどしていないのに、みんなの前で1人を責める副学長の言動は、どう考えても褒められたものではありませんね。教育者という立場を考えると、なおさらです。まだ安定期にも入っていない妊婦の不安を、わかってあげるどころか、楽しむように追い詰めるなんて…。こんな上司のもとでは、安心して働けませんし、いい職場が作れるなんて思えないですよね。誰もが安心して妊娠・出産できる職場環境づくりが、本当に大切だと感じます。