わが家へ招待
わが家には、祖父母からプレゼントしてもらったおもちゃがたくさんあります。長男は静かに丁寧に扱って遊ぶタイプの子どもで、どのおもちゃも大切にして遊んでいました。そんな長男が保育園へ登園中に、次男と2人で過ごすわが家へ高校時代の友人親子が遊びに来てくれました。
おもちゃが壊れる
友人とは久しぶりに会ったので話が尽きず、その間次男と友人の子どもはわが家のおもちゃを使って遊んで過ごしていました。しかし、友人の子がおもちゃボックスの中から放り投げるように乱暴に取り出す様子が、私は気になっていました。そんな中、友人はそれを止めることなく「それ、うちにもあるおもちゃだから、せっかくだし他のおもちゃで遊んだらどう?」と言うのみ。
その後も友人は話に夢中で、子どもの様子を気にかけることもなく過ごしていました。私は人の子どもを注意するのは気が引けてしまい、何も言えないままモヤモヤした気持ちが膨らんでいく一方でした。さらに友人の子どもの行動はエスカレートし、結果として絵本は破れてしまい、音のなるピアノのおもちゃにはクレヨンで落書きされてしまったのです。
友人の対応
友人は事態に気がついたあとも特に謝罪することなく、「この子落ち着きがないのよね」とひと言。このままではどんどんおもちゃが壊されてしまうのではないかとドキドキしていたところ、長男のお迎えの時間になりお開きに。
破れた絵本も落書きされたおもちゃも当たり前のようにそのままにして友人親子は帰宅していきました。子どもがやってしまったことについては仕方がないと思っていた私ですが、友人の対応には驚きを隠せませんでした。
友人親子が帰宅したあと、私は長男のお迎えに向かう前に、可能な限り絵本やおもちゃを修復しました。そして長男が帰宅後、私が正直に謝ると、少し悲しそうな顔をしていましたが、その後はあまり気にする様子もなくホッとしました。それ以降、その友人とは距離を置いています。
わが子も、どこかで誰かに迷惑をかけることがあるかもしれません。特に人の家など、新しい環境ではテンションが上がってしまい、普段家では起こさないような問題を起こすかもしれません。子どもから目を離してはいけないと痛感したと同時に、万が一迷惑をかけてしまったときは、親しい人であっても、また、子どもに悪気がなくてもきちんとお詫びしようと改めて思った出来事でした。
著者:柴田 あんず/30代女性/2019年と2022年生まれの男の子、2024年生まれの女の子ママ。現在は育児休業所得中。3人の子どもたちに囲まれ、慌ただしく賑やかな毎日に奮闘中。子どもたちのお昼寝中の読書やコーヒータイムがお気に入りの時間。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年6月)
※AI生成画像を使用しています
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