例のママは「うちの子、この塾が気に入ったから〜」と言い張りますが、当の娘は授業中ずっと涙をこぼして嫌がっているような状態……。
それにもかかわらず、例のママは意に介さないばかりか、ゆる子さんの娘に対し、ほかの習い事まで「全部教えて!」と尋ねてきたのです。
不安が的中したばかりか、とんでもない発言を…!?
塾だけでなく、書道にもバスケットボールにも水泳にも、さらにはピアノ教室にも、例のママの娘の姿が……。
勝手にマネしたにもかかわらず、例のママは「娘ちゃんにオススメされたからぁ〜」と言い出し、身の危険を感じたゆる子さんは、やむを得ず娘の習い事をすべて辞めることにしたのでした。
いろいろなことに興味を持ち、習い事を頑張っていた娘さんに“すべてを辞めさせる”という決断は、ゆる子さんにとっても苦しかったことでしょう。しかし、例のママの執着にも見える言動を考えれば、その選択も仕方ありません。
それにしても、例のママはいったい何がしたかったのか……。「講師のレベルも生徒の質も悪くて〜」という発言から察するに、ゆる子さんの娘の習い事をマネし、その上でマウントを取りたかったのかもしれませんが、それに付き合わされる娘さんもかわいそうですよね。
習い事は小学校や中学校のように義務で通う場所ではなく、本来は子ども自身の意思で楽しみながら続けていくもののはず。もちろん、「いろいろなことを経験させたい」「才能を伸ばしたい」と願う親心は大切ですが、前向きな理由なく子どもに習い事を強いることは、避けたいものですね。