授業中、一番初めに手を挙げ発言をした姫子ちゃんを「君は特にすばらしい!」「僕と一緒にもっと価値ある人間になろう」とひいきして、一度も発言ができなかった生徒には「教室から消えろ」と言い放ちます。
登校拒否する娘を迎えに来たのは
母親が違和感を覚え始めた一方……。
一番乗りで発言した姫子ちゃんを特別扱いし、発言しなかった生徒を教室から追い出した原先生。教室はすっかり雰囲気が変わり、ハム子ちゃんは学校に行くのがますます嫌になってしまいます。
しかし、学校で何が起きているのか、母親は知る由もありません。
母親が学校に行き渋る娘への対応に困っていると、クラスメイトの姫子ちゃんがお迎えに来ました。母親は姫子ちゃんのやさしさに感謝し、娘を送り出すのでした。
▼子どもの進路や将来を考えると、「学校に行ってほしい」と親が思うのは自然なこと。けれども、もし子どもが何度も足を止めてしまうとしたら、その背景には言葉にできない心の葛藤や、環境の変化によるストレスがあるのかもしれません。
子どものためと思って「行きなさい」「行くべき」とつい一方的に言ってしまう気持ちもわかりますが、否定や強要ではなく、まずは寄り添う姿勢を持てるといいですね。
もち田ハム子さんのマンガは、このほかにもブログで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね。