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「あなたとは離婚するって」結婚式の翌日に夫の元カノから連絡も、妻が「どうぞお幸せに」と返したワケ

私は2年ほどお付き合いした彼氏と結婚。結婚式もすることになり忙しい日々を過ごしていました。しかし、彼はまったく式の準備に参加してくれず。義姉のA子さんに支えられながら、なんとか結婚式当日を迎えたのですが……。

結婚式の準備を押し付ける夫

結婚式をすると決めたのはいいものの、式場選びからプランの打ち合わせなど、すべてを私に押し付ける夫。「一緒に打ち合わせに出てほしい」とお願いしても、「仕事が忙しいから無理」の一点張りです。

 

そのため、私ひとりでプランを決め、見積もりを彼に見せたのですが……。

 

「は!? なんでこんなに高いんだよ! もっと無駄を省け!」

 

私は正直うんざり。ただ、結婚式の費用は彼の両親が全額負担してくれるとのことなので、何も反論できませんでした。

 

連絡をくれた義姉

数日後、義姉のA子さんから「結婚式の準備はどう? 順調に進んでる?」との連絡が。私は「彼がまったく協力してくれなくて。もう疲れちゃいました」と打ち明けました。

 

義姉は私の話を親身になって聞いてくれ、あることを教えてくれました。なんと彼は実家では、私に負担がかからないように式場をいくつも見学して、予算管理も自分がやっていると豪語していたよう。細々とした準備も「全部俺がやっている!」と嘘をついているらしいのです。

 

A子さんは、「私にできることがあったらなんでも言って!」との返事をくれ、さらに「実の弟だけど、あんなヤツ、何かあったらすぐに捨てていいから!」とまで。私は「本当にありがとうございます」と感謝を伝え連絡を区切りました。

 

結婚式後に夫が消えた!?

私はなんとかひとりで準備を終わらせ迎えた結婚式当日。無事に披露宴も二次会も終わり、友人たちも「とっても素敵な式だった」と絶賛してくれました。

 

その日の夜は、私と夫は事前に予約していたホテルに宿泊する予定だったのですが、彼の姿が見当たりません。私が「今どこにいるの?」と連絡をすると、信じられない返事がきたのです。

 

「今日は友だちと飲み明かすから!」

 

二次会が終わったら2人でゆっくり過ごそうと提案してくれたのは夫でした。「それなのになんで……」と私はとても悲しい気持ちに。

 

「そんなの聞いてない! 二次会が終わったらゆっくり過ごそうって約束したのに!」と強い口調で返信すると、「うるせーな。気が変わったんだよ」と言うではありませんか。私は、「もう好きにしたら」と送り、義姉にメッセージで事情を説明。

 

A子さんは「アイツ、絶対に許さない!」と怒り、私と一緒にホテルに泊まってくれることになったのでした。

 

夫の元カノから驚愕の連絡

翌朝、私のスマホに知らない女性からメッセージが届きました。

 

「彼のスマホからあなたの連絡先ゲットしちゃった! 旦那が帰ってこなくて心配してるでしょ? でも安心して。彼は私と一晩ずっと一緒にいたから」

 

私が「どちら様ですか?」と返信すると、中学生時代の元カノで昨日の式にも参列したとのこと。さらに、ベッドでの夫とのツーショット写真つきで、「彼、あなたとは離婚するって言ってた。新婚なのに奪っちゃってごめんね!」とまできたのです。

 

どうやら彼は、友人と飲み明かすと言っておきながら、本当は元カノと不倫をしていたよう。私は元々彼への気持ちが冷めつつあったこともあり、すぐに離婚を決意。

 

「自分から証拠を送ってくれてよかった! どうぞお幸せに」と言って、義姉にスマホを渡しました。

 

義姉の職業は…

義姉は私のスマホを持つと早速、元カノにメッセージを送信。

 

「どうも、あなたが不倫した相手の妻の担当弁護士です。今後は然るべき対応をお願いします」

 

そう、義姉の職業は弁護士なのです! 前々から、「弟と揉めるようなことがあったら、私が弁護士としてあなたの味方をするから」と言ってくれていました。

 

突然の弁護士の登場に元カノは、「あ、あの!ち、ち、違うんです!!」と大慌て。「写真まであるのに、何が違うんですか?」と義姉が問い詰めると、「ごめんなさい! そんなつもりじゃ……」と長々と言い訳を送ってきましたが、義姉は「またこちらからご連絡します」と言って一方的に連絡を切りました。

 

夫に離婚宣言

その後、何も知らない夫が呑気にホテルの部屋に入ってきたため、私は元カノからのメッセージを見せながら離婚を宣言。

 

夫は元カノと一晩を共にしたかったがために、「妻とは離婚する」など調子のいいことを言っただけで、本気ではなかったよう。まさか元カノが本気にし自ら私に連絡するとは思ってもいなかったとのことで、「一度の浮気くらい許してくれよ! それがいい妻ってものだろ?」「元カノのことは好きじゃない。愛してるのはお前だけだから」などふざけたことを言ってきましたが、私の気持ちは変わりません。

 

すると夫は、A子さんに抱きつきながら「姉さん、助けてくれよ〜」と号泣。ただA子さんは、「あんたは一度痛い目をみたほうがいい。私はあんたの奥さんの味方だから、あんたと不倫相手からしっかり慰謝料を請求する」と一蹴してくれました。

 

身勝手な夫の末路は…

その後、A子さんのおかげで夫と離婚した私。もらった慰謝料で新居に引っ越し、A子さんと一緒にパッと使おうと海外旅行を計画中です。

 

一方、夫は両親からも見放され、「二度と実家には帰ってくるな」と言われてしまったよう。またA子さんによると、自分とは遊びだったと知った元カノは、「騙された!」と彼の家に押しかけて大暴れ。そちらもトラブルに発展しているようで、大変な日々を過ごしているとのことです。

 

※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

 

イラスト:藤まる

 


 

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