真夜中に帰宅した夫からの要求…
息子・優とゆっくり眠っていた私は、突然の夫の大声で目覚めたのです……。
夫・狐生さんが多恵子さんを起こしたのは、なんと「小腹が減ったからお茶漬けが食べたい」という理由。多恵子さんはあきれながらも、夫の要望に応えるため起き上がります。
お風呂に入ってくるから用意しておけと言う夫に、「せっけんの香りがしたような気がした」と告げた多恵子さん。
「お前、鼻がおかしいんじゃないか?」
夫は即座に否定し、多恵子さんの勘違いを笑い、風呂場へ向かいます。
しかし、そんな夫の言葉を受けて多恵子さんは「おかしいのはアンタでしょ?」と、表情を曇らせるのでした。
夜0時を回った時刻だというのに、軽食を用意させるために寝ている妻を起こす狐生さん。いくらおなかが減っていたとはいえ、その行動は思いやりに欠けていると言わざるをえません。夫婦は本来、対等な関係のはず。一方的な要求は夫婦関係に亀裂を生じさせる原因になります。自分の都合でパートナーに負担をかけている場合、せめて感謝の気持ちを伝えるなど、相手への配慮を見せてほしいところですね。
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