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「返してよ!」私が彼氏を略奪したと主張する妹。詳しく話を聞くと…嘘をついていたのは彼だった!?

私の彼氏はカフェで働いていました。ある日、彼氏とデートをしていたときのことです。妹からいきなり「私の彼氏を取らないでよ!」との連絡が届きます。聞くと、妹は彼の働くカフェの常連客で、最近、彼から告白されて付き合い始めたというのです。そして、彼氏のスマホがチラッと見えた際、私と連絡をとっていることを知り浮気を疑っているようで……。

妹の勘違いと主張する彼氏

私はその場で妹からのメッセージ内容を彼氏に伝え、「妹がこんなことを言っているけど、どういうこと?」と質問。なお、私は彼氏に妹を紹介したことはないため、念の為、彼女の顔写真も見せました。

 

すると彼は、「あ〜、最近やけに馴れ馴れしいお客さんがいて少し困っていたんだけど、君の妹だったのか!」と言うのです。彼の言い分としては、あくまでも店員とお客の関係とのこと。

 

「妹さんは男に慣れていない感じだよね。だから、俺がやさしく接客したことで勘違いしちゃったのかもね」

 

私は彼に「迷惑をかけてごめんね」と謝罪しながらも、妹がそのような勘違いをしていることが信じられませんでした。そのため、「何かあったときのために」と彼が妹との関係を説明している間だけ、会話を録音しておきました。

 

妹と話し合いをすると…

翌日、私は妹と2人で話し合うことに。私に会うなり妹は「彼は私のものだから! 返して!」と激怒してきましたが、私は冷静に彼の言い分を説明。ただ妹は、「は? 彼がそんなこと言うはずがない」となかなか信じてくれません。私は仕方なく、妹に彼との会話の録音を聞かせました。

 

すると、妹は愕然とした様子で「彼、最低な男だね」と言いながら、私に彼とのメッセージのやり取りを見せたのです。そこには、彼から妹へ「好きです。付き合ってください」といった告白や、「ずっと一緒だよ」「結婚を見据えて同棲したいね」など、恋人関係であるという証拠になるような会話の数々がありました。

 

嘘をついているのは彼のほうだったのです。

 

私も彼から結婚を匂わせる発言をされており、姉妹で「ひどい男に騙された!」とブチギレし、2人で仕返しを計画することに。そのため、妹は彼氏と別れ、私はそのまま交際を続けることにしました。

 

彼の浮気現場を直撃

2カ月後、私は「今から会えるかな?」と彼に連絡。彼からは「ごめん、今は仕事中だからダメなんだ!」との連絡が。

 

「お店は今日、休業日でしょ? その一緒にいる女の子と遊ぶことが仕事?」

 

そう、私と妹は彼の弱点を見つけるため、探偵に調査を依頼。すると、カフェの常連女性客に連絡先を渡し関係を持つというのは、彼の得意技だということが判明。彼は私と妹以外にも、複数人の女性と関係を持っていたのです。

 

そして、私は彼を尾行し、ちょうどそのうちの1人とデートをしているところを狙って連絡をしたのでした。

 

私はキョロキョロ周囲を見る彼の前に登場。何人目かの彼女と思われる女性にもわかるように、私と妹に対して彼がしたことをすべて打ち明け、「許さないから」と言いました。

 

すると彼は「まさかあいつがお前の妹だったとはな〜。むしろ遊びでも俺みたいなイケメンと付き合えたことに感謝しろよ」と笑い、私と女性を置いて去って行きました。

 

ただ私も妹も、彼がこれで大人しく謝るような人間ではないことはわかっていました。本当の仕返しはこれからだったのです。

 

彼のお店を直撃

私は彼に置いていかれ号泣する女性を慰め、私と妹の計画を説明します。そして翌日、私と妹、女性の3人で、彼の働くカフェを突撃。店のオーナーを呼び出し、彼の悪事を証拠つきで暴露しました。

 

オーナーはすぐに彼を呼びつけ、「お客さんに手を出すとはどういうことだ!!」と激怒。彼は「こ、これは……こいつらの作り話です」と言って逃げようとしますが、証拠は十分にそろっています。

 

仕舞いには、「勝手なことしてんなよ!」「職場まで巻き込むなんて卑怯だろ!」と暴言を吐き出しましたが、オーナーから「今日はもう帰れ。処分は連絡する」と言われ、彼は逃げるようにお店をあとにしたのでした。

 

最低男の末路は…

その後、オーナーから連絡があり彼はクビになったよう。「うちの店員がご迷惑をおかけし申し訳ございませんでした」との謝罪がありました。

 

一方彼からは、「俺にはもうお前しかいないんだ! 愛してるのはお前だけだからよりを戻してくれ」とのメッセージが。

 

こんなことを言われても、戻るつもりなど少しもありません。「ふざけるのもいい加減にして。私たち姉妹を傷つけておいて、よく連絡できるよね。二度と私たちに関わらないで」と宣言し、彼の連絡先をブロックしたのでした。

 

※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

 

イラスト:わかまつまい子

 


 

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