数カ月もの間、ひたすら吐き気に苦しむ……。つわりがこんなにつらいものだとは、私も実際に経験して初めて知りました。私の場合、妊娠8週から本格的なつわりが始まりました。私が経験したつわりの症状となんとか乗り切った方法をご紹介します。
つわりってこんなにつらいの!?
妊娠8週から本格的なつわりが始まり、症状は3カ月弱ほど続きました。その期間は、1日中吐き気に悩まされ、寝たきりの状態。夜になると体温が上昇し、それに伴い吐き気も増すため、寝つくこともできずに布団の中でうなる日々でした。
何よりもつらかったことは、「何かを食べたい」「おいしい」といった気持ちがなくなってしまったことです。つわりの期間や症状は人によって異なりますが、私以上に苦しんでいる人もたくさんいると聞きます。嘔吐を繰り返す時期が4カ月も続いたうえに、さらに後期づわりを経験した友人もいました。
【関連記事】
思い出の懐かしい味に助けられた!
つわり中は、ごはんを食べても「おいしい」と感じられなかった私ですが、あるとき、おいしく食べられるものを発見しました。それは、子どものころによく食べていた「ミートボール」と「鶏そぼろ」です。
このおかずたちは、子どものころに母がよくお弁当に入れてくれていたものでした。何を食べてもおいしく感じられなかったにも関わらず、この「ミートボール」と「鶏そぼろ」をおかずにご飯を食べると「おいしい」と感じることができました。また、子どものころを思い出し、ほっと懐かしい気持ちになることもできました。
就寝時は抱き枕に助けられた!
吐き気や食事のほかにも、つわり中の夜の寝苦しさはかなり体にこたえました。寝つくこともできず、布団の中でうなる日々を過ごしていた私を助けてくれたグッズが「抱き枕」です。
抱き枕のおかげで寝やすい姿勢がとれるだけでなく、枕自体が体温よりも冷たいため、ひんやりとして気持ちがいい! この抱き枕のおかげで、ラクに横になることができました。さらにこの抱き枕は、抱き枕としてだけでなく、出産後は授乳クッションにもなる優れもの。長い期間にわたって使用できるので、コスパも申し分ないと感じました。
いつまで続くのかと途方に暮れてしまう、つらいつわりの症状。でも、必ず終わりはきます。おいしいと感じられる食べ物がないという方は、普段口にしないものにも目を向けてみてもいいかなと思います。抱き枕などのグッズも活用して、どうにか乗り切っていけるといいですね。
著者:大空翔子
子育て中のママ。自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆中。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。