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「女の本能だから」婚約者に突然振られた僕。後日、同級生との浮気が発覚し問い詰めると、衝撃発言をされ

僕はイベント企画会社で働く社員です。半年前、とある旅行会社で働くA子と婚約し、同棲をスタート。しかし、ある日いきなりA子から「やっぱり結婚できない」と言われ……。

彼女に振られた僕

僕は交際2年でA子にプロポーズし、彼女も「私も結婚したい!」と喜んで受け入れてくれました。そして、入籍の前に同棲をスタートさせ、そろそろ両家顔合わせをしようと考えていたある日のことです。A子からいきなり、「やっぱり、あなたとは結婚できない」と言われてしまったのです。

 

理由を聞くと、「一緒に暮らしてみて、価値観の違いを感じた。それに本当は私、まだ結婚したくない」とのこと。僕はC子のことが好きな気持ちをグッと抑え、彼女のために別れを決意したのでした。

 

同級生と浮気をしていたA子

それから1カ月後、僕は大きな仕事がひと段落し、わが社の社長と居酒屋で打ち上げをすることに。今後やってみたい企画案などを話し合っていると、後ろの席から聞き覚えのある声がしてきました。

 

「婚約者とは別れたの! だから私と結婚して!」

 

振り返ると、そこにはA子と、大学時代の同級生でA子と同じ会社に勤めるB男がいたのです。

 

「どうしてあいつと別れたんだよ〜」

 

「だって、付き合ってみたらそんなに稼ぎもよくないことがわかって……。それに、顔もB男くんのほうがイケメンだし! 私たち、そういう関係になってもう半年でしょ。そろそろ真剣に付き合おうよ」

 

どうやらA子は、僕と婚約している最中からB男と関係を持っていたよう。そして、彼に乗り換えるために僕と別れたのです。

 

僕は思い切って2人に「ど、どういうことだよ!」と声をかけました。するとA子は、「あ〜聞かれちゃった? より優秀な遺伝子を求めるのは女の本能だから」と苦笑い。2人とも反省の様子はなく、B男は「俺のほうがお前より格上なんだから、A子に振られるのも仕方ないだろ」とひと言。僕が何も言い返せないでいると、2人はお会計を済ませお店を出て行ってしまいました。

 

実は僕の父親は…

それからは恋愛での傷を癒すように仕事に打ち込んでいると、父親から1本の電話が。

 

「最近、うちの会社の社員の企画がいまいちなんだ。講師としてアイデアの出し方を教えに来てくれないか。お前はこの会社の次期社長なんだから」

 

実は僕の父親はA子とB男が働く会社の社長で、ゆくゆくは僕が社長を継ぐことになっているのです。ただ、社長の息子として周囲から扱われるのが嫌だったため、僕はA子にもB男にも息子であることは秘密にしていました。

 

社長の息子と知った2人は!?

そして迎えたセミナー当日、席にはA子とB男の姿も。「わが社の社長の息子でイベント企画会社に勤める……」と僕が紹介されると、2人ともとてもびっくりした様子でした。

 

セミナーが終わり社長である父親と話ていると、A子とB男が近づいてきて……。

 

「お、お前が社長の息子だなんて知らなかったよ。この前は悪かった。謝るから、お前が社長になったら俺が出世できるように……」

 

すると父は、「B男くん、君は社内で複数の女性に手を出してトラブルになっているという情報が入っているよ。これ以上大きな問題になった場合、どうなるかわかっているのかね?」とひと言。

 

父によると、B男はA子以外の女性社員とも深い関係になっており、社内の風紀を乱す一因になっているよう。

 

一方、A子にとっては初耳だったようで、「えっ、私以外にも彼女がいるの!? 私たち、結婚するんだよね!?」と驚愕。するとB男は、「お前とは遊びだよ。勝手に本気になられて、こっちは困ってたんだよ」と言い放ったのです。

 

僕が唖然としながら2人のやり取りを見ていると、A子が僕に話しかけてきました。

 

「B男くんとの浮気は一時の気の迷いで……。やっぱり私が好きなのはあなただから、復縁しよう」

 

手を握ろうとしてきたので、僕は振り払い「B男に振られたからって、都合がよすぎるだろ! それに、僕が社長の息子だと知ったからよりを戻そうとしているんだろ」と一蹴。

 

2人を置いて、僕は会社をあとにしたのでした。

 

2人の末路

父からの情報によると、A子はB男と散々揉めた挙句、「もう顔も見たくない」と会社を辞めたよう。一方、B男は会社に残ったものの、悪評は社内中に広まっており、今後出世することはないだろうとのことでした。

 

一方、僕はあと数年は今の会社でビジネスについて学ぶ予定。社長として恥ずかしくない人間になるため、日々精進しようと思います。

 

※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

 


 

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