美容院ですすめられたヘナ
白髪がちらほら出てきたころから始めた白髪染め。最初のうちは、美容院で染めてもらっていました。ところが毎回、時間がたつと髪が赤くなりバサバサに。困り果てて美容院で相談してみたところ、ヘナ染めをすすめてもらい挑戦することになりました。
そして仕上がりにびっくり! 時間がたっても髪が赤くならず、驚くほどにしっとりしていたのです。染める際に地肌の汚れも吸着してくれるそうで、心なしか地肌もスッキリしたような気持ち良さがありました。
すっかりヘナ染めにハマった私ですが、ヘナ染めをしてくれる美容院のない土地に引っ越すことに……。そこで、思い切って自宅でトライすることにしました。
自分でヘナ染めに挑戦
引っ越し先の近くにはヘナ染めをしてくれる美容院がないものの、ヘナの良さはよくわかっていました。どうしてもヘナ染めにこだわりたい私は、普段利用している生協でヘナを取り扱っていたことをきっかけに自宅でもヘナ染めができることを知り、 思い切って自宅でおこなってみることにしたのです。
私が使ったのは「ヘナ+木藍 黒茶系」 。40度くらいのぬるま湯とヘナの粉をボウルの中で溶いてマヨネーズ状のペーストを作ります。そして、ヘアカラー用のくしに少しずつ取り、地肌をかき分けながら塗り込んでいきました。このとき、畳のような独特の草のようなにおいが。人工的なにおいではないように感じ、ヘナは本当に植物由来なんだなと思いました。
私はペーストを髪に塗るのがあまりうまくはないのですが、ヘナなら地肌や手指に付いてもかぶれの心配が少ないのがうれしいところです。失敗を恐れずどんどん塗っていき、塗り終わったら髪にラップをして、40分時間を置きます。
最初のうちは白髪がうっすら黒茶色になる程度で、あまり染まっていないように感じましたが、 めげずに回数を重ねることで白髪が染まっていきました。
慣れてみたらヘナが一番良い
自宅でヘナ染めをした際、美容院でヘナ染めをしていたときとは違って、染めた直後に一時的に髪がバサバサになる「ヘナショック」が起こりました。「ヘナショック」をネットで調べたところ、シャンプーやトリートメントに含まれるシリコンなどのコーティング剤が、ヘナによって剥がれ落ちるのだそうです。
「ヘナにはトリートメントの働きもある」と前に通っていた美容院で聞いていたので、髪本来の美しさを取り戻すために乗り越える山だと思い、2週間に1回染めるというサイクルを崩さずに根気強く続けました。バサバサになっているうちは椿油を多めに付けてなんとかカバー。
そんな時期を乗り越え、自宅で2週間に1度のヘナ染めを始めてから3カ月たった今では、すっかりまとまりの良いツヤのある髪になりました。諦めずに続けてよかったと思います。
まとめ
何かと家事に追われ、じっとしていることが少ない毎日。ヘナを染めている40分間は仕上がりを待ちながら、ゆっくり体を休める時間に変わりました。回数を重ねるごとに染まりやすくなりツヤが出てくるので、洗い流すときが毎回楽しみです。髪のツヤとゆっくりした時間を過ごすためにも、自宅でのヘナ染めを続けていこうと思います。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
著者:岡部 ひとみ/40代主婦。「女は40を過ぎてはじめておもしろくなる」というココ・シャネルの言葉が大好きな男の子3人のシングルマザー。書くこと、食べること、写真を撮ることが大好き!
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
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