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「ママのおなか、3段あるね」産後のおなかのたるみに悩んだ40代が筋トレを1年やった結果

2人の娘を出産しおなかのたるみが元に戻らなかった私は、無理な食事制限によるダイエットをしました。しかし、リバウンドばかりで改善する気配はありませんでした。そんな私が子どもたちの運動不足を心配したことをきっかけに、自分自身も筋トレに夢中になり、腹筋を鍛えた体験を紹介したいと思います。

この記事の監修者
監修者プロファイル

医師沢岻美奈子先生
女性医療クリニック院長

乳がん検診を含め、女性特有の検診をワンストップでできる神戸の婦人科クリニック「沢岻美奈子女性クリニック」院長。市検診や企業検診含め、年間約3000件の検診をおこなっている。乳がんサバイバーも多い更年期世代の患者さんとのやりとりを通じて日常の診察で感じ考えることや、女性のヘルスケア専門医目線での医療情報をInstagramに毎週投稿し、podcastでも「女性と更年期の話」で発信している。
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無理な食事制限でリバウンド

2人の娘を出産してから、おなかのたるみがなかなか元に戻りませんでした。気になってはいましたが、子育てに追われ自分の体型に気をつかう余裕がないまま時が過ぎてしまいました。娘たちが小学生になったころ、やっと手がかからなくなり自分自身に費やす時間が増えてきました。

 

そんなある日、ふと鏡を見てみるとだらしない体型をした自分の姿が目に入りました。特におなか周りがたるんでいて、出産で伸び切った皮膚が目立ちます。若いころのウエストとは大違い。その日をきっかけに食事制限ダイエットをすることに。

 

普段の半分のカロリーも摂取しないダイエットだったので、2週間で4.5kgも体重が減りました。ただ、痩せはしたものの、顔色は悪く、全体的に老けた印象しかありませんでした。肝心のおなかも以前より脂肪が落ちてはいるけれど、引き締まるというよりはプヨプヨのまま。

 

また、短期間で急激に落とした体重は維持するのが難しく、1カ月もするとずっと抑えていた食欲が爆発してリバウンドしてしまいました。そんな無意味なダイエットを3回ほど繰り返し、「やっぱり食べるのを我慢して痩せても長く続かないし、おなかの脂肪もなくならない」と実感しました。

 

腹筋や全身筋トレを日課に!

ヨガ

 

最近は子どもたちも外出を控えて家で過ごすことが多くなりました。そのため、外で遊ぶ機会が減り運動不足になってしまうと思い、自宅でできるダンスやエクササイズをみんなで始めることにしました。

 

ところが最初は楽しみながらおこなっていた子どもたちですが、すぐに飽きてしまったようで嫌がるように。結局、途中からは私がひとりで続けることになりました。

 

最初は軽く体を動かす程度の運動だったのですが、汗を流す楽しさを感じた私は毎日のように筋トレを中心とした運動をするように。特に気になっていたおなか周りですが、YouTubeで「腹筋を鍛える筋トレ」の動画を見つけて、1日約15~20分実践してみました。

 

40歳を過ぎている上に産後はまったく運動をしてこなかったので、始めたころは少し腹筋に負荷を与えるだけできつかったです。動画のまねをして動こうとしてもできないことがほとんどでした。夫からは「今さら体型を気にするなんて遅すぎる」と笑われました。それでも私は筋トレの楽しさにハマってしまい、週5、6回の筋トレをサボらずに習慣付けることができました

 

若者向けから40代向けの筋トレ動画や、時には海外のダンベルを使ったきつめの筋トレ動画を流しながら毎日おこなっているうちに、上級者向けの運動も簡単にできるようになりました。

 

 

筋トレ開始から1年後のおなかの変化

くびれたウエスト

 

筋トレを始めてからすでに1年以上がたちました。どんなに食事を減らしてダイエットをしても、だらしないおなかのままだったのが、かなり引き締まってきたのがわかります。さすがに若いころと同じようになるのは難しいですが、産後にきつくてはけなくなっていたズボンがはけるようになりました。ウエストのゴム部分からはみ出ていたぜい肉もスッキリとしています。

 

腹筋を鍛える動画のおかげで、おなかの中央を押すとたるんでいた部分が硬くなっていることにも気付きました。娘と一緒にお風呂に入っても「ママのおなか、3段あるね」と笑われることがなくなりました。

 

筋トレを始めてから体重が極端に減ったわけではないのですが、無理に食欲を我慢していなかったため健康的に体型を維持することができています。また、筋トレを習慣付けることで、自然と食事面も気を付けるようになりました。ただ食べる量を減らすのではなく、バランスの取れた体に良い食材を積極的にとるようにしています。

 

年を重ねるにつれ、食べることを我慢し続けるという無理なダイエットはもうできなくなりました。変化を感じるまで時間がかかっても長期的に体型を維持できる筋トレを始めて、本当に正解だったと思います。おなかのたるみがきっかけで始めましたが、結果的には見た目だけでなく、体の健康や精神面にも良い影響を与えてくれました。朝一番に筋トレをするようになってからは、早寝早起きの習慣がつき、睡眠の質も上がり、良いことばかりです。

 

まとめ

40歳を過ぎて代謝が悪くなってくると、今までの体型を維持するのが難しくなっていることを感じます。短期間で痩せたとしても、長期間維持することができませんでしたし、若いころと違って無理をするとすぐに体調を崩す心配もありました。

 

しかし私は自分の経験を通して、おなかの脂肪は簡単には落とすことはできないということを学び、その上で、少しずつ時間をかけて鍛えていけば、徐々に変化を感じることができるとわかりました。放っておけば加齢とともに衰えていく筋肉ですが、私は体型維持のためにも健康のためにも、これからも筋トレを長く続けていこうと思っています。

 

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 

著者:上岡 まなみ/40代女性。2人の娘を持ち、主婦業の傍らライターとして活動中。かすみ目や白髪の悩みがありつつも、気持ちだけは若いころのまま。自宅筋トレにハマり、更年期でも引き締まった体型を目指している。

イラスト/村澤綾香

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています

 

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