こうたくんに怒鳴られ続けたかいくんは、つい「カブトムシをあげる」と言ってしまい、こうたくんはかいくんのカブトムシを持ち去ろうとします。
しかし、かかじりさんがこうたくんの腕を掴み、「ダメよ」と言って阻止。2人に声をかけたかかじりさんは、かいくんへ「あげたくないならあげても良いとか言わないのよ!」と叱り、こうたくんには「人の物取ったらダメなんだよ」とやさしめに注意します。
それでもまだカブトムシを欲しがるこうたくんを、そそくさと連れて帰るこうたくんママ。かかじりさんはそんなこうたくん親子とは、もう関わりたくないと思うのでした。
わが子は意地悪するお友だちをどう思ってる…?
前日のカブトムシトラブルを忘れたかのように、堂々とやって来たこうたくん親子。
かかじりさんが内心モヤモヤしていると、こうたくんはかいくんに「もうさー! 僕のカブトムシは、ほしいっていわないでね!」と告げます。
カブトムシを欲しがって泣き喚いた挙句に奪おうとしたのはこうたくんなのに、なぜそんな発言を……かいくんはこうたくんの言葉に困惑の表情を浮かべます。
こうたくんの発言にイラッとしたかかじりさんは、「予定がある」と言って家の中に戻り、かいくんにこうたくんのことをどう思うか聞くことにしました。
かかじりさんが距離を置きたいと思う一方、かいくんはこうたくんが好きで、意地悪をされても遊びたいという気持ちは変わりません。
後日、再びこうたくんママが不在の中、外で遊んでいると、こうたくんがかいくんに砂を投げ始めます。かかじりさんが注意しても「投げてない」とこうたくんが嘘をつくため、ついに「意地悪するならもう遊ぶのはやめよう」と告げました。
帰宅後、再びかいくんにこうたくんのことをどう思うか聞くかかじりさん。意地悪されていることと、それを我慢する必要はないことを伝えますが、かいくんはそれでもこうたくんと遊びたがるのでした……。
けがをさせられてしまう前に、子どもがこれ以上嫌な思いをしてしまう前に、意地悪してくるお友だちと距離を置きたい……と思うのは親として当然ですよね。しかし、どんなに理不尽なことを言われたり、されたりしても、こうたくんが好きで一緒に遊びたいかいくん。この場合は、やはり親同士できちんと話をすべきでしょう。こうたくんママが見ていない間に、こうたくんがどんなことをしてしまったのかすべてを話し、こうたくんママにも見守りと子どもへの注意をしてもらうよう伝えることができるといいですね。
※砂が目に入ってしまったら、流水(水またはぬるま湯)で洗い流してください。目をこすると傷ついてしまう可能性があるので、こすらないようにしてください。洗い流しても目に痛みや異常を感じた場合は、必ず病院を受診しましょう。
かかじりさんのマンガは、このほかにもブログで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね。