前日のカブトムシトラブルを忘れたかのように、翌日も堂々とやってきたこうたくん。
かいくんのカブトムシを欲しがって泣き喚いた挙句、強引に奪おうとしたこうたくんでしたが、「もう僕のカブトムシは、ほしいっていわないでね!」と、かいくんに言い出し、かかじりさんはまさかの発言にイラッとします。
かかじりさんが距離を置きたいと思う一方、かいくんはこうたくんが好きで、意地悪をされても遊びたいという気持ちは変わりません。
後日、再びこうたくんママが不在の中、外で遊んでいると、こうたくんがかいくんに砂を投げ始めます。注意しても「投げてない」とこうたくんが嘘をつくため、ついに「意地悪するなら遊ぶのはやめよう」と告げたかかじりさん。
帰宅後、かいくんへこうたくんから意地悪されるのを我慢する必要はない、と伝えますが、かいくんはそれでもこうたくんと遊びたがって……。
もう距離を置きたい…すると息子が…
こうたくんから砂をかけられた翌日。
いつものようにやってきて、遊ぼうと元気に誘ってくるこうたくんに対し、かいくんは「ぼく、もうあそばない」と告げます。
「いじわるばっかりするもん。もうあそびたくない」
さらに、こうたくんへ自分の気持ちをしっかり伝えたかいくん。
それを聞いたこうたくんは、「なんでそんなこというの!?」と怒りながら逃げるように帰っていきました。
こうたくんが去ったあと、「どうしたの急に……」と心配するかかじりさんに対し、かいくんは「いじわるされるけどあそぶとたのしい」と言いながらも、砂を投げられたことが嫌だったと自分の気持ちを言葉にします。
かいくんなりに考えて出した『もう遊ばない』という結論ですが、必死に涙を堪えていたのでした。
意地悪を我慢する必要はないと伝えても、こうたくんと遊びたがっていたかいくん。しかし、落ち着いてかいくんなりに考え、砂をかけられたことは嫌だったと改めて思ったのかもしれません。かいくんが自分の気持ちを友だちへ正直に伝えられたようで、成長を感じますね。友だちの気持ちを知ったこうたくんも、学びや気づきを得て、良い関わり方ができるようになると良いですね。
※砂が目に入ってしまったら、流水(水またはぬるま湯)で洗い流してください。目をこすると傷ついてしまう可能性があるので、こすらないようにしてください。洗い流しても目に痛みや異常を感じた場合は、必ず病院を受診しましょう。
かかじりさんのマンガは、このほかにもブログで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね。