そんなある日、ハム子ちゃんは学校で倒れて入院。
ハム子ちゃんが学校での出来事を告白してくれたことで、原先生が子どもたちを恐怖で支配し、いじめを黙認するスクールカーストの構造を作り上げていたと判明します。
ハム子ちゃんによれば、その筆頭は姫子ちゃん。
そして、先生に意見したことで静太くんは先生の逆鱗に触れ、クラスで孤立してしまったと知ります。
母親と静太くんママは校長先生に直接、原先生の問題行動を訴えますが「客観的な証拠がないためすぐには対応できない」と出鼻をくじかれてしまいました。
2人の前に現れた強力な助っ人とは、一体…
校長先生との面会を終え、不安な面持ちの2人の前に現れたのは、養護教諭の大河先生。以前ハム子ちゃんが倒れたときに、原先生の無責任な言動を注意してくれた、頼れる存在です。
同じ教師として原先生のやり方に疑問と怒りを感じていた大河先生は、学校内での証拠を自分が集めることを申し出ます。その言葉に希望を見出した母親は、さっそく大河先生にビデオカメラを託すのでした。
▼学校という閉鎖された空間で、保護者が客観的な証拠を集めるのはなかなか難しいもの。だからこそ、校内に原先生の教師としての指導方法に疑問を持つ人がいることは、2人にとって大きな心の支えとなったのではないでしょうか。
現時点で客観的な証拠があるわけではないものの、着実に前進しています。子どもたちのためにも諦めずに、一歩ずつ進展できるといいですね。
もち田ハム子さんのマンガは、このほかにもブログで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね。