かいくんがこうたくんを断って以降、こうたくんが来ても断り続ける日々を過ごしたかかじりさん一家。
月日が経つにつれ、一度は来なくなったこうたくんでしたが、ある日、久しぶりにかかじりさん宅を訪ねてきたこうたくん親子。
かいくんが「ぼく、いくよ!」と意を決して応対すると、こうたくんは初めてかいくんに謝罪。それを受けたかいくんもこうたくんに謝り、ようやく仲直りできました。
そして、付き添いで来ていたこうたくんママも、初めてかかじりさんに謝罪して……。
ご近所のママに自分の考えを伝えると…
付き添いもほとんどせず、一緒にいても子どものトラブルにはノータッチだったこうたくんママは、こうたくんがかいくんにどんな意地悪をしていたのか、まったくわかっていませんでした。
「子ども同士のちょっとした喧嘩だと……」
網戸にしていた窓から2人の言い合う声が聞こえなかったのかと聞くかかじりさんに、「こうたが意地悪をしていたなんて思いもしなかった」と主張するこうたくんママ。
さらに、付き添いをしなくなったのは、2人目を妊娠していて体調が悪かったためだと言い訳をします。
しかし、かかじりさんはここで引かずに、こうたくんママに寄り添う言葉をかけながらも、「ウチがこうたくんの面倒も見るのは違うと思います」と自分の考えを伝え、「このまま意地悪が続くなら遊ぶのは遠慮させていただきます」と言うことができました。
言い過ぎたかな……と悶々としていたかかじりさんですが、こうたくん一家が後日、菓子折りを持って謝罪してくれたことで、ご近所トラブルには終止符が打たれました。
その後は、こうたくんがかかじりさん宅へ来ることはなくなり、外で遊ぶタイミングが重なったときだけ遊ぶように。この一件から、お互い節度を守って浅く緩く付き合っていこうと思うかかじりさんなのでした。
妊娠して体調がつらいと上の子をしっかり見られない、かまってあげられない、ということはよくあると思います。しかし、だからと言って近所に住んでいる赤の他人に自分の子の面倒を任せっきりというのはマナーや防犯面でも問題があります。
ご近所さんだから注意しづらいかもしれませんが、ずっと付き合っていかなければいけないからこそ、最初の対応を間違うとその後の関係にも響いてしまいます。ご近所付き合い、ママ友付き合いは、適度な距離感を保ち、お互いを尊重することが大切ですね。
かかじりさんのマンガは、このほかにもブログで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね。