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「ちょ…何これ」長時間かけて夫が作ってくれたドライカレー「どうしよう…食べられるかな」恐る恐る口にしたところ

土日は私は仕事のため、帰りが遅くなります。疲れて料理をする気になれず、お惣菜を買って帰ることも増えていきました。毎回お惣菜を買うと高くつくなぁ……と悩んでいたときのことです。普段料理をしない夫がめずらしく、「晩ご飯を作るよ」と言って、ドライカレーを作ってくれることになったのですが……。

 

夫は料理経験ゼロ

これまで夫は一人暮らしの経験はありましたが、料理をしたことはほとんどなく、超がつくほどの料理初心者です。結婚してからも、料理以外の家事はしてくれるものの、料理となると拒否反応がでるようでした。料理本を買ってはいましたが、本棚に並んだまま眠っている状態になっていました。

 

仕事から帰ると

そんな夫が急にやる気を出し、ユーチューブでレシピを見ながらドライカレーを作ってくれることになったのです。そして私が仕事から帰ると、なんだか焦げ臭いにおいが部屋中に充満していました。夫は、1時間以上かけて野菜を切り、その後、野菜とひき肉を炒め、煮ていたのだそう。それが、火力が強すぎたのか焦げ焦げになってしまったようです……。

 

 

野菜を切るだけでこんなに時間かかるの?と言いそうになりましたが、我慢我慢。また、火力が強すぎて煮る時間が短くなったからか、野菜は固い状態。とても食べられませんでした。

 

ただ、夫は料理経験ゼロ。せっかく夫が料理をする気になったのに、私がぼやいて、夫に今後、料理をする気をなくされたら困ってしまいます。私は「誰でも最初は失敗する」と自分に言い聞かせました。

驚きの展開

それからは、夫に毎週土曜日は同じメニューを作ってもらうようにお願いしました。すると、失敗から学んだ夫は、少しずつ野菜を切るスピードも早くなっていき、また火加減なども調整できるようになっていったのです。

 

夫が作ってくれた料理を毎回欠かさず「すごくおいしかった、作ってくれてありがとう!」と褒めるようにしていたら、それがうれしかったのか、次第にドライカレー以外の料理を作ってくれるようになりました。

 

 

仕事で疲れて帰ってきてからの家事は本当にしんどいので、家事が苦手でも時間をかけて一生懸命作ってくれたことをありがたく思っています。

 

 

 

著者:山本なな/40代女性/2018年生まれの娘と夫の3人暮らし。毎日「明るく楽しく」をモットー。子どもを保育園に預けて不動産事務のパートをしている。

イラスト:きりぷち

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年4月)

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