パートで忙しいからと義父の介護の手伝いをしない長男嫁レイコが、カフェで楽しそうにしているのを目撃し、衝撃を受けたたミツコ。その次の義実家訪問日、昨夜のお世話が大変で、義母はうっかり机で眠ってしまっていました。そして、義父の寝室へ行ってみたところ、なんと義父のベッドはもぬけの殻になっていたのです。
義父がいない!? なぜ? どこへ?
認知症の義父がいなくなってしまい、警察に捜索願を出したミツコと義母。三兄弟にも連絡しましたが、皆つながらず、長男嫁レイコに連絡したところ「バタバタしているときに電話しないで!」と怒鳴られ、電話を切られてしまいました。レイコには頼れないと悟ったミツコは、1人義父探しへ。飲まず食わずで何時間も探し回るものの、義父は見つかりません。疲れ果てたミツコはその場に座り込んでしまいました。
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子どもを育てながら、週3で片道2時間の距離にある義実家に通って、義両親のお世話をする日々を送るというのは、並大抵のことではありません。ミツコはいろいろなことを犠牲にして、頑張ってきたのでしょう。
そんな中での義父の失踪。さらに、親族はまったく頼りにならず、なぜ自分ばかりが必死なのか…。追い詰められたミツコはそんな状況にふと絶望してしまったのかもしれません。ミツコのおかげで、いろいろなことが円滑に回っていることに周囲はもっと気づいてほしいですね。ミツコにはどうか頑張りすぎないで…と声をかけたい気持ちになりました。そして、義父の無事を願うばかりです。